誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

A.B.C-Zダンジョンクリア編 君たち人間は、すれ違いばかりだね

ポ:いってらっしゃいキュイ。僕の役割はここまでキュイ。道案内は終わりキュイ。あとは、君たち人間同士の問題キュイ。
シ:ありがとう、ポセイドン。
ツ:行ってくるよ。
キ:あぁ、ここからはオレたちの問題だ。
チ:ちゃちゃっとクリアしてくるよ。
チャン:ありがとね!ポセイドン!またね!!
亀:ありがと。ポセイドン。
上:戦ってくるぜ。
中:まぁやられないようにするよ。じゃあまた。

村:ここが俺らの行きつけの店、居酒屋WESTや。まだ他の客いいひんみたいやな。いたら混乱させてまうやろし、ちょうど良かったわ。さ、入り。
重:いらっしゃいませー!あれ?知らん人や!
安:ちょっと事情があんねん…席空いてる?
濵:あ!奥の個室空いてます!どうぞ!
横:空いてて良かったわぁ。さぁてと…どっこいせぇと。…とりあえず生ビールでええか?
上:あ、あぁ。
丸:すまんけど、生ビールお願いー!
桐:どうもおおきに!
藤:突き出しはWEST枝豆ですけどええですか?
中:あ、あぁ…よろしく。
亀:なんか…気さくな感じの店だな…。
大:…さっきは悪かったな。ちょっと警戒し過ぎたかもしらん。でも、これから事情話すし、そんで理解してくれるとありがたいんやわ。
上:あぁ…。
チャン:へー!なんか変わった店だね!お店の前にはふぐの大っきな提灯とか、大っきな蟹の動く模型とか、走ってゴールしてる人の看板とか色々あるしね!
チ:いいニオイだなぁ。
村:ま、とりあえず呑みながら話すわ!
小:ビールお持ちしました!ゆっくりしていってください!
横:お!来たで!呑も呑も!
丸:みんなグラス持ったか!?ほなカンパーイ!
全:カンパーイ!!
村:プハ〜!うんま〜!
亀:枝豆も美味いなぁ。色んな色がある…七色の枝豆…そっか、虹色になってるんだな。初めて食べたわ。
横:俺、テキトーに注文すんで!君らカンサイの食べもんわからんやろうからな!
ツ:お願いします!
横:注文ええか?
神:はい!おおきに!
横:えぇっと…この海鮮お好み焼きと、豚玉とたこ焼きのセット、それからこの舟盛りと焼ガニと、あ、海鮮サラダも持ってきて。あとはぁ…てっちりと、この寿司の盛り合わせと、串カツの盛り合わせ…あ、あと牛すじの煮込みと、卵焼きもな!とりあえずそんなもんかな?
亀:え!?頼み過ぎじゃね?なんか、沢山あるね。
横:カンサイには、食い倒れっちゅう文化があるんや!食べ食べ!!
安:意外と沢山食べても胃もたれせぇへんし、大丈夫やで!
村:せやで!それに、カンサイの料理は美味いし、結構あっちゅう間になくなんで!それに男13人もおったら全然足らんようになるわ!
中:や、でもお金…カンサイのお金とか持ってないんだけど…。
安:お金は俺ら出すし、気にせんと食べ。
亀:…ありがと。なんか、申し訳ないな。
中間:お客さん、お金のことは気にせんでええですよ。このお兄さん方、めちゃめちゃ稼いではるんで!
シ:スッゲー!
村:いやいや!そんな稼いでへんわ!まぁとりあえず食べ!
丸:お!来たみたいやで!
チャン:うわー!美味しそー!!
シ:何これ?初めて見るかも!
村:これはな、お好み焼き、たこ焼きや!食うてみ!美味いで!!
チ:うわ〜…この舟盛りすぅげぇな。てんこ盛りじゃん。
桐:うちの店はサービスてんこ盛りが売りなんで!
上:タコの刺し身めっちゃあんじゃん。俺好きだから嬉しい。
重:お!お好きですか!?良かったわー!このタコ、クラーケンの仲間なんですよ〜!美味いですよ〜!沢山食べてってくださいね〜!
ツ:蟹も大きいなぁ。こんなサイズの見たことない。さすが海の底にある大陸だ…。
大:カンサイは海産物もスゴイけど、他もすごいから、期待してええで!コウベ牛も後で食べてな!
キ:てっちりって何かなって思ってたら、ふぐのお鍋だったんだね!
村:美味いでー!よっしゃ食べよか!
全:いただきます!!
シ:お好み焼きウマー!海鮮いっぱいー!!海老でしょー?イカでしょ〜、牡蠣もあるー!たこ焼きアツー!!でもウマー!!
チ:海鮮サラダも美味いなぁ。
ツ:そういえば、ここは海底なのに、どうして野菜が?
大:ここには、タイヨウの塔っていう魔法の太陽の塔があるから、野菜も育てられんねん。
ツ:へぇ〜!凄いなぁ!!
キ:牛すじ煮込み美味しい!醤油がちょっと地上とは違うのかな?
村:お!ええ舌やないか!そやで!調味料も地上とはちょっと違うみたいやねん!
横:生ビールの次は酒も呑みや!ここは山からの美味い水もあるし酒も美味いねん!
チ:海底にある大陸なのに、地上と同じように生活出来るのは、やはり魔法による結界があるからかい?
村:せやな!大昔に大魔法使いがおったらしいねん!その大魔法使いが海底に当時のアトランティス大陸を海に沈めたんや!んで、当時より西の方に沈めたから、カンサイって名前にしよったんやて!
ツ:なんで、沈むことになったんでしょうか?
横:これ俺らからしたらアホな話やし、ホンマかいなって思てんねんけど、当時の国のトップがな、他の国と対立しててん!今食うてるお好み焼きがどこ発祥かって話で!んで、国の同士で喧嘩になって、スネたアトランティスのトップは海の底に引きこもろうって大魔法使いに命令しよったっちゅう伝説があんねん!それ以来他所モンは来てへんねん!だから俺らめっちゃ警戒しててん!だっておおかた1000年ぶりやで!そら警戒するやん!しかもポセイドンが連れてきたって言うても海賊もおるし、ポセイドンちょっとアホやし騙されとるんちゃうん?って思うやん!
亀:むちゃくちゃ言うなぁ。仮にも神をアホ呼ばわりって…。
横:神様言うても友達やしええねん!!でも自分らかてむちゃくちゃやで!それこそ、俺らはずっと海底におるから海の神のポセイドンと近い関係なんはわかるけど、海の神が地上の人と仲良えなんて話はあんまり聞いたことないで!
シ:我らは我の故郷の王様、マサール・ハマグッチ様に、アイテムを渡されたんだ!だからポセイドンと繋がりが出来たんだ!
丸:マサール・ハマグッチ!そういえばなんかずっと前にポセイドンが嬉しそうに喋ってたなぁ!
安:へ〜、そんな繋がりが。
大:それやったら納得やな。
上:俺達への警戒は解けたのか?
村:あぁ!悪かった!呑んでみて、お前らが悪い人間ちゃうのもわかったしな!
丸:安心したらまたお腹空いてきたわ!もうぼちぼち追加注文しようや!
亀:あ…あれだけあったのに、もういつの間にか無くなりかけてる…。お寿司もうちょっと食べたかったのに…。
チャン:美味しいからどんどん食べちゃうよね!
大:コウベ牛のサイコロステーキと、オーショウ餃子と、ゴーゴーイチの豚まんと、寿司の盛り合わせと、WESTラーメン追加で!
桐:あいよー!
丸:あ、あと、居酒屋WEST名物も!
重:ありがとうございます!みんな!準備しよか!
WEST:オオー!!!