誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

KAT-TUN海賊記 🏛7

ヤラ:月日は流れ、神々やショーリ、他の生物達は仲良く暮らしていた。だが…。

光:なんかがあったんやな。

ヤラ:…そうだ。あの激動の日…。

剛:それを見せたかったんやな。

ヤラ:そうだ。今からその時へ行く。

ト:…いよいよか…。

 

(ショーリが誕生して25年)

 

ミフル:ショーリももうすっかり大人だな。

ポセイドン:あの小さかったショーリが…。本当に信じられないな。

ソウ:ますます健やかに生きていってね。

マリウス:ショーリにさらに多くの祝福が訪れますように。

ショーリ:ありがとう、みんな!

 

 

人間:…神々よ、天使よ。我々にも祝福を…。

ミフル:え?

人間:ショーリ様は最初の人間であり、神々や天使にとっても、特別な存在であることは承知しております。ですが、我々もショーリ様と同じ人間です。ショーリ様ばかりが祝福を、というのは…。

ポセイドン:なんだ?何が言いたい?

ソウ:祝福が欲しいの?え?でも、みんなにも祝福は授けてるよ?

マリウス:うん、この間生まれた人間の子にも祝福を授けたばかりなのだが…。

人間:…我々は生まれた時に祝福を授かりますが、ショーリ様は何度も何度も祝福を授かっている…それは…不公平では?

ミフル:…不公平か…。

ポセイドン:お前達に生まれた時に授ける祝福は、一生健やかに過ごせるだけの力の強いものだ。不足はないはずだが?

人間:…それでも、狡いのです。ショーリ様だけ。ショーリ様は狡い。

ショーリ:え…?

ソウ:!!何てことを!!

マリウス:ショーリに対する不敬ですよ!

ミフル:…ショーリは我らが最初に創った存在…その存在は極めて不安定なのだ。初めて創ったからな。だから何度も祝福による補助が必要なのだ。

ポセイドン:我らの創造の精度も上がっている。お前達には誕生の際の祝福だけで十分だ。

人間以外の生物:そうだそうだ!人間達よ!何を言う!!十分ではないか!!

人間:神々よ、天使よ…そのような不安定な存在であるショーリ様より強い我らに祝福を…神々と天使の愛を…!

人間以外の生物:何てことを!!

人間:祝福を…我らにも祝福を…愛を…。

人間以外の生物:…駄目だ、話が通じない!我らと人は同じ言葉のはずなのに!

ショーリ:…一体どうしたんだ!?みんな、突然…!?

人間:突然!?気づかなかったのか!!長年の我らの苦しみを!フッ…まぁそうだろうな?何度も何度も神々や天使に祝福され、愛され、何も知らずに幸せに過ごしていたものな!?

ショーリ:え…?何を…?何を知らなかったというのだ?

人間:ショーリ様が神々や天使様に愛され過ごしているのを見て、我らが嫉妬に狂い、誰が神々や天使様の寵愛を受けるか争っていた事等知らぬわな!

ミフル:え…!?争っていた!?

人間:…神々や天使様は争いを好まない。だから敢えて争い等ないように隠していた。だが、もはやそれも限界だ。我らも祝福を…愛が欲しい。訴えなければ!

ポセイドン:…訴えられても変わらない…祝福は強大なものだ。過剰な祝福は命取りだ。

人間:…ショーリ様ばかり狡い…不安定な…弱い存在のくせに…我らと同じ人間なのに、狡い、狡い…最初に生まれたから何だというのだ!!狡い…そうだ…ショーリ様さえ居なければ、みんな平等なのだ…もうこんな苦しみを味わわなくて良いのだ…!

人間以外の生物:何を…何を言うのだ!ショーリ様、耳を傾ける必要はありません!

ショーリ:そんな…そんな…俺のせいで?

ミフル:ショーリ…!

ポセイドン:何という事を言うのだ!!

ソウ:そんな事言っちゃ駄目だよ!

マリウス:聞かないで!聞いちゃ駄目だ!ショーリ!!

ショーリ:う…うわ…うわぁ…うわぁーーー!!!!!

 

?:クスクスクス…人間とは…クスクス…面白いねぇ…クスクスクス…。人間の心は…私の大好物のようだ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ投稿日数ちょうど400だそうな。