誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

A.B.C-Zダンジョンクリア編 魔法泉

チャン:おはよー!みんな!綿飴のベッドは気持ちよかったね!
チ:おはよう…まだ眠いよ。
ツ:おはよう。僕にしてはよく眠れたよ。
キ:おはよう。ツートってあんまり眠れないのに、結構寝てたよな。
シ:おはよー…とりあえずシャワー浴びて、目ぇ覚ますわ…。
ツ:僕もシャワー浴びるよ。
シ:一緒に浴びよっか。マジ眠〜い。ずっと寝てたかった。マジベッド気持ちいい。
キ:朝ご飯はプランの中に入ってるの?
チャン:もちろんだよ!朝はしっかり食べて、元気良く出発したいからね!
キ:そりゃ良かった。
チャン:チーゴー!もうさすがに起きようよ!
チ:うーん…あと5分…。
シ:は~、さっぱりした。炭酸ジュースのシャワー、マジ気持ちイイ。
ツ:だね。気持ちよかった。
キ:オレも浴びよう。
チャン:オラと入ろうよ!オラ湯船にも浸かりたい!
キ:あ〜…湯船に浸かるのイイな。オレも浸かろうっと。
チ:zzz…。
チャン:チーゴー!起きてー!
チ:zzz…。

(朝ご飯)
チャン:も〜!チーゴー起きないからしょうがないじゃん!
チ:まだ寝たかったのに、いきなり裸にされてお風呂に投げ込まれたらびっくりするじゃん。むー…。まぁおかげでさすがに起きたわw。
シ:チーゴー、もしかしてまだ魔力回復出来てない?
チ:うーん…そうみたいだね。ステータス見ても、やっぱり全回復はしてないなぁ。
ツ:チーゴー程の魔法使いは、容量が大きい分、やっぱり回復しきるにも苦労するんだな。
チ:いや、いつもはこんなに時間かかんないんだけどなぁ…。
シ:やっぱり魔法剣が体にキテるんじゃない?
チ:うーん…オリジナル魔法だったし、そうかも…。
キ:やっぱり魔法具より先にチーゴーの回復が必要だな。
チャン:そうだよね。シーハの剣もないままだし、戦力的にはチーゴーに頼ることも多いからね。
シ:さすがにエクスカリバーレベルのは武器屋で売ってないしなぁ…。
ツ:まさかエクスカリバーが燃え尽きちゃうなんてね…。エクスカリバーって、神より賜れし伝説のオリハルコンで出来た剣…だったよね?
シ:うーん…まぁそうらしいけど、ホントのことは誰もわかんないんだよね。いつからあるかわからない古い剣だったしね。
チ:初めての魔法だったし、加減がわかんなかったしなぁ。
チャン:とりあえず朝ご飯にしよう!いっぱい食べて元気になろう!
ツ:そうだね。今はきっと、チーゴーにとってもそれが一番だ。
チャン:あ!ほら、来たよ!わー!オムレツふわふわ!分厚いベーコンもある!
シ:我、和食にしたんだ!鮭美味しそう!ご飯食べたかったんだよね!うーん!味噌汁おいしー!
ツ:僕は、サンドイッチにしたよ。うーん…パンがとてもいい香りだ。美味しいね。
キ:色々メニューあるからイイよね。オレも和食にした!サバの塩焼きと味噌煮、両方あるんだ!
チ:とりあえずミルクティー飲みたい。あと、フレンチトーストにしよう。それから中華粥とシーハが食べてる和食のセットと…。
チャン:え!チーゴー、昨日もあんなに食べたのに、よく食べれるね!
チ:うーん…なんか、食べても食べても足りないんだよね…。
ツ:思ってたより事態は深刻なのかもしれないな…。
チ:すまない。シーハの剣のこともあるのに…。
シ:気にすんなって!
キ:シーハの剣に関しては、とりあえずオレのシャムシールを貸すよ。オレ、ダガーも持ってるし!
シ:ありがと!
ツ:僕も今度は油断しないようにするよ。チーゴーやシーハ程の戦力にはならないかもしれないが、僕もガンマンの端くれ。頑張るよ。
チャン:オラもついてるから安心しなよ!
チ:ありがとう。仲間がいるっていいな。ソロプレイだと、いつ敵が来るかわからないし、いつも気を張ってたけど、今はこんな状態なのに安心できるな。
チャン:そういえばチーゴー、村で買った回復薬ちゃんと飲んだ?
チ:飲んだよ。でもそれでもダメなんだ。
チャン:オラ達に遠慮しないで全部飲んでいいんだよ?
チ:ありがとう。でも全部飲んじゃうと後々みんな困るだろ?
キ:そうだな…。いきなり敵に出逢った時に回復薬がないのは困るな。人が多い街の近くでも、幻影の迷宮がいたくらいだしな。
ツ:備えあれば憂いなし…だね。
シ:まぁでも、回復薬は結構どこでも手に入るし大丈夫だよ。この宿の受付でも売ってたよ!
ツ:さすが一流の宿だ。
チャン:じゃあ全部飲んでも大丈夫だね!
シ:回復薬くらい我のお金で買えるから大丈夫だよ!
チ:ありがとう。じゃあ飲ませてもらうよ。ゴクッゴクッ…あれ?飲んでも回復しきってない…。
ツ:わぉ…。
シ:どんだけ〜!
キ:もしかして、オリジナル魔法使ったら、普通の回復薬ではムリなんじゃない?
チ:…みたいだな。
チャン:やっぱり魔法泉が先だな!
チ:魔法泉のことを櫻井教授に聞くために、魔法学校に魔法で一瞬で行きたいところだけど、私はこういう状態だし、魔法の杖にもヒビが入ってるし、歩いて行かなきゃな。
チャン:任せてよ!なんならオラ、チーゴーをおんぶして行くよ!
チ:遠慮しておくよ。勢い余って大変なことになりそうだw
チャン:もー!
キ:よし、朝ご飯も食べたことだし行くか!ごちそうさまでした!
ツ:ありがとう。お菓子の国の宿。

(魔法学校)
櫻:…なるほど。そんなことが。おそらく皆さんの読みどおり、オリジナル魔法の反動でしょう…。さらにヒビの入った魔法の杖を使用しての広範囲の探索魔法…。魔法の杖というのは、術者の魔力を上手く循環させて放出させる役目もありますから、ヒビの入った魔法の杖を使用するにあたって、無意識のうちにいつもよりコントロールするのに力を使ってしまったのでしょう。なるほど、確かにそのような状態では、普通の回復薬ではムリですね。
キ:オレ、前に魔法泉から作られた魔力の回復薬のことを聞いたことがあるのを思い出して…。櫻井教授なら何か知ってるかなと思ったんですけど、何かご存知ですか?
櫻:魔法泉から作られた魔力の回復薬ですね。その魔法泉の管理人とは昔からの仲ですので、大丈夫ですよ。すみません、まさかここまでになるとは…。私も魔法泉の回復薬のことを伝えておけば良かったですね…。
チ:いえいえ!お気になさらないでください!
ツ:すみません!僕が幻影の迷宮に入ってしまったから!
櫻:幻影の迷宮…よく無事に戻ってこれましたね。戻ってきた者の話は聞いたことがありません。またゆっくりお話を聞きたいですが、今はまずチーゴーさんの回復ですね。わかりました。魔法学校はちょうど連休ですし、私も時間があります。私の魔法で魔法泉のある泉の国まで一緒に行きましょう。
チ:よろしくお願いします。
シ:良かったね!チーゴー!
チャン:魔法泉の管理人の人ってどんな人なんだろ?

(魔法泉のある泉の国入り口)
櫻:ここです。
チャン:わー!なんか温泉街みたいだね!湯気がそこら中から出てるね!
キ:ホントだ。オレ温泉好きだから嬉しいな。
櫻:ここの管理人である二宮和也は、魔法泉を掘り当てただけでなく、みんなが気持ちよく使えるように、魔法泉による温泉街を創ったんですよ。
シ:へー!優しい!
ツ:みんなが気持ちよく使えるように…か。素晴らしいですね。
櫻:まぁ彼はお金が好きなんで有料ですけどね。でもお手頃価格ですよ。
シ:あ!料金表あった!ホントだ!安いよ!
キ:子供はさらに安いんだね!この値段ならお小遣いでイケるね!
櫻:ちょっとここで待っていてください。呼んできますね。

二:翔ちゃん、この人達?
櫻:そうなんだよ、ニノ。
ニ:ふーん…この魔法使いのコが困ってるんだね。
チ:よろしくお願いします。
チャン:よろしくお願いしマッスル!チーゴー、ちょっと変なとこあるけどイイヤツなんです!
ツ:チャン・ツカも変だからね!
チャン:そう?そんなこと言ったらツートも変だよ!
シ:うちみんな変だよ。なんならアウトだよ。
キ:バッサリいくな〜w。
ニ:なんか、面白いパーティーだね。…見たところ、だいぶ魔力を消費しちゃってるみたいだね。
チ:わかるんですか?
ニ:オレは多少その人のステータスを見抜けるスキルがあるからね。
ツ:そんなスキルもあるんですね。
櫻:ニノは人のことをよく見てるもんね。
ニ:まぁね。…とりあえず、うちの魔法泉に浸かりなよ。頭から足の爪先まで全身源泉に浸かった方が良さそうだ。魔法泉を加工した魔力の回復薬も後で渡すよ。あと、魔法泉で創った魔法泉卵も食べな。
キ:魔法泉卵…温泉卵みたいなものですか?
ニ:まぁそうだね。
チ:ありがとうございます。
ニ:まぁ後でお代は貰うけどねw。
チャン:良かったねチーゴー!
ニ:ちょっと源泉地に行って準備してくるからここで待ってて。翔ちゃん手伝ってくれる?
櫻:わかった。

(魔法泉源泉地)
ニ:あのパーティーイイね。みんなそれぞれイイね。
櫻:だな。
ニ:でもあの魔法使いのコ、どうしたの?かなりヤバイよ。この魔法泉の源泉はさ、普通の人には強力過ぎるんだよね、だから普段は加工したりしてるんだけどさ、彼は源泉レベルじゃないとダメだよ。
櫻:やっぱりそうか。連れてきて良かった。実は彼、オリジナル魔法で魔法剣を創ろうとしてさ。
ニ:あっちゃ〜、オリジナル魔法か!で、どうなったの?
櫻:失敗して、あの勇者のコの剣が燃え尽きた上に、あのドラゴンランクの魔法の杖にもヒビが入ってしまったんだ。その上、そのヒビの入った魔法の杖で、幻影の迷宮に囚われた仲間を探そうと、お菓子の国全土とその周囲まで探索魔法を使ったらしい。
ニ:え!お菓子の国めちゃくちゃ広いじゃん!えー!かなりムチャしたね!よく動けてるなー!
櫻:そうなんだよ。オリジナル魔法を使った後も、ケロッとしてたし、うちの学生の前でもかなりハイレベルな魔法を披露してくれてたし、なんで世に知られてないかわからないぐらいの魔法使いなんだよな…。ドラゴンランクの魔法の杖を使いこなせるってなかなかいないよ?
ニ:そうなんだ…。あ!ところで、勇者のコの剣ってどんなんだったの?あれぐらいの魔法使いだったらそりゃ普通の剣くらいじゃもたないよ。
櫻:それがさぁ、エクスカリバーだったらしいのよ。
ニ:え!エクスカリバーってあの伝説の?デルサータ王国に刺さってて誰も抜けなかったやつ?
櫻:それらしいのよ。
ニ:エクスカリバーでもダメかー!スゲーね!でもさぁ、オリハルコンで出来た剣でもダメって…どうすればいいのかな?
櫻:うーん…。あ!智さんなら知ってるかも!
ニ:あー!仙人だし、なんか知ってるかもね!あ!でも、リーダー、瞑想に入るから誰も入れないように結界張ってたわ!
櫻:あー…じゃあ魔法では会いに行けないね。智さん、めっちゃ高い山の頂上に住んでるし、歩いてはムリだよ。
ニ:うーん…あ!そうだ!相葉ちゃんに頼もっか。
櫻:あー!イイね!そうしよう!
ニ:まぁとりあえず準備は出来たし、あとは翔ちゃんにあの魔法使いのコが魔法泉に全身入っても息が出来るように魔法を掛けてもらえばカンペキ!
櫻:オッケー!あのさぁ、どれくらい回復に時間掛かるかな?
ニ:さぁ…たぶん12時間は掛かるかな?
櫻:魔法泉を誰でも使えるように弱めに加工した回復薬でも、大概一瞬で全回復出来るのになぁ…。容量デカイんだね。
ニ:スゴイよ。まさに鍛錬と才能だよ。それがあんな状態になるって…。仲間の為にムチャしちゃったんだよね、きっと。
櫻:そうだよね。彼ほどなら、自分の容量くらいわかってそうだもんね。
ニ:ね。よっぽど大事な仲間なんだね。
櫻:ムチャは良くないけど、良いパーティーだね。
ニ:そうだね。

ニ:お待たせ。じゃあ服を脱いで、魔法泉に全身入ってね。息が出来るように、翔ちゃんに魔法を掛けてもらってるから大丈夫だよ。あと、12時間は掛かるかなと思うから魔法泉の中で寝てていいよ。
チ:ありがとうございます。まだ眠かったので助かります。
シ、チャン、キ、ツ:ありがとうございます!
キ:良かった〜。
チ:キューンの情報のおかげだよ。ありがとう。じゃあ入ってくるから。
シ:いってらっしゃい。

キ:12時間か…オレ達もここの魔法泉に入ろっか。チャン・ツカ、結局チーゴーのことおぶったりしてたし、体力使っただろ?
チャン:オラは大丈夫だよ!でもこの温泉街みたいなとこ、探検したい!何か良いアイテム売ってるかもしれないしね!
ツ:回復に思ってたより長く掛かりそうだもんね。ふたりは行っといでよ。僕は残るよ。
シ:我も残っとくよ。管理人さんも櫻井教授もいてくれてるけど、チーゴー、今は無防備な状態だしね。
チャン:オッケー!二手に分かれよう!
キ:じゃあまた後で交代しよう。

ツ:今度は僕がチーゴーを守らなきゃ。
シ:我も、チーゴーには助けてもらってばっかりだから、守るんだ!
ツ:遠距離の敵は任せてくれ。銃で応戦するよ。
シ:我は、近距離担当ね。ツートのことも守るよ。
ツ:ありがとう。そういえばキューンとチャン・ツカ組はどうしてるかな?チャン・ツカ、フィジカルは強いけど、ちょっと賢さって意味では心配なところがあるからなぁ。金銭感覚ないし…。
シ:まぁなんとかなるんじゃない?キューン、頭良いし。
ツ:そうだな。

チャン:ねえねえ!キューン!こんなのどう?「一発回復!マジックドリンク!」!!チーゴーに良いと思わない?
キ:これ、子供用のジュースじゃん…。
チャン:あ!ホントだ!ラベルに書いてあった!
キ:チャン・ツカ、お金はオレが管理するからね。ひとりでハマグッチ様からの報酬使って、さらに一晩で報酬スッカラカンはさすがにやべえから。
チャン:はい…。
キ:とりあえず、魔法泉に入ろう。実際入ってみて効能をある程度は確かめたいしな。
チャン:それもそうだね!

チ:これが魔法泉の源泉か…少し黄色っぽいんだな。入ってみよう。…はぁ、生き返る。これは気持ちいいな。息が出来る…。眠たいな…お湯に浸かりながら眠れるっていいな…。近くでシーハとツートがいてくれてるし安心だな…仲間がいて良かったな…寝よう…。

チ:ん?ふわ〜…。あー、よく寝た…。久しぶりにスッキリした!よし!出よう!

チ:みんな、待たせたな!
キ:あ!起きた!
チャン:良かったー!なんか元気になってるね!
ツ:顔色が良くなってるね!
シ:良かったよチーゴー!
櫻:回復されて良かったです。
チ:あ!櫻井教授!すみません、ずっといてくださったんですか?
櫻:ああ、お気になさらず。ツートさんから幻影の迷宮のことも聞きたかったですし、ニノとも久しぶりに会えたので。
ニ:回復出来て良かったね。はい、回復薬と魔法泉卵。念の為に摂取しときな。
チ:ありがとうございます。ゴクッ…パクッ…美味しいです。ふぅ…更に回復した感じがする。おかげで助かりました。
ニ:うん。もうムチャしちゃダメだよ。
チ:はい。気をつけます。
櫻:チーゴーさん、魔法剣についてなんですがね、さっきも他の皆さんには話していたのですが、オリハルコンで出来た剣でもダメでしたよね。ですから、魔法具をもし創ってもらえるにしても、オリハルコンよりさらに強靭な素材が必要かと思います。我々の仲間に仙人がいますので、彼を訪ねてもらっても良いでしょうか?彼なら何か知っているはずです。私もニノも付いていきたいのは山々なのですが、仕事がありまして…。
チ:何から何までお気遣いありがとうございます。
ニ:ただ、その仙人、大野智って言うんだけど、今瞑想中なんだよね。だから、今、山のてっぺんにいるんだけど、誰も入れないように魔力を無効化する結界を張ってるんだよ。歩いて行くのはムリな山だから、オレ達の仲間に、相葉雅紀って言って、魔法動物園の職員をやってる人がいるから、彼を先に訪ねてほしいんだよね。
チ:魔法動物園の職員さん…ですか?
櫻:そう。魔法動物の中にはペガサスやドラゴンなど、飛べる動物もいますからね。動物達に気に入られたら、山の頂上まで乗せてくれるかもしれない。
チ:わかりました。本当に何から何までありがとうございました。
ニ:いいって、いいって。お代は頂戴してるしねw
キ:スゴイ安かったんですけど、良いんですか?
ニ:薄利多売ってやつよw
シ:チーゴー、元気になって良かったです!ありがとうございました!
ツ:本当にありがとうございました。
チャン:ありがとうございました!じゃあ!出発だ!