誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

A.B.C-Zダンジョンクリア編 訓練!特訓!修行!

チャン:は〜、お腹いっぱい!
相:美味しかったね!リーダーのカレー!
大:ツートが手伝ってくれたおかげだよ。
ツ:カレー大好きなんですよ!
チ:カレー美味しいな。
キ:美味しかった!
シ:イタダキ○タマみんなで出来たね!
大:あれイタダ○ンタマって何なのw
相:面白かったね!
キ:最近みんなでやってるんです!
大:そうなのw?まぁ面白かったしいっかぁ。さぁってと、お風呂入って寝よっか!
チ:え!?訓練は?
チャン:修行は今日は終わりなんですか?
シ:感覚掴みかけてきてたから、もっと特訓したかった!
ツ:僕もまだしたいです!
大:無理せず焦らず…だよ。明日もやるから。相葉ちゃんもみんなも泊まっていきなよ。しばらく泊まっていいから。
チ:ありがとうございます。無理せず焦らず…か。
大:うん。みんなまだまだ伸びるよ。チーゴー、今も強力で繊細な魔法を使えてるけど、更にすごくなるよ。チーゴーの強力な魔力を、針の先ほど一点集中出来るぐらいのコントロールを身につけてみて。今より更にスゴイ威力になるよ。
チャン:オォ…チーゴー、まだ強くなるんだ!オラも負けないよ!
シ:大野さん、質問なんですけどいいですか?
大:いいよ、シーハ。何?
シ:魔法剣なんですけどね、我にも出来る事ってありますか?なんか、チーゴーにばっかり頑張らせてしまってて、申し訳ないっていうか…剣だけじゃなくて、我もチーゴーの魔力を受け止めてあげられるようにしたいっていうか…。なんか、大野さんに魔力の使い方を特訓してもらってたら、なんか…なんとなく感覚がわかってきたような…できる事があるような気がしてきたんです。
大:いいね…良いパーティーだね。シーハには魔力がある。チーゴー程じゃないけど、強い魔力だよ。シーハは受け止めたいんだよね。うん…そうだな…。なんていうか…チーゴーの魔力を感じて、受け入れて、繋がるイメージを持つといいかも。魔力と魔力を繋ぐ…手と手を繋ぐ…みたいな感じかな。
シ:手と手を繋ぐ…。
大:今言えるのはそれくらいかな…。もう少し、自分の中の魔力を意識してコントロール出来るようになれば出来るかもね。
キ:…鍵と鍵穴みたいなイメージかな?
大:うん。それも良いイメージかもね。盗賊ならではのイメージだね。
ツ:弾丸と銃…?
大:さすがガンマンだね。
チャン:拳と身体…。いや、身体と心…?うーん…。
大:一心同体…みたいなイメージも良いかもね。
チャン:そう!そうです!それです!あー!そうなんだよね!そうだよ!なんで思い浮かばなかったんだろ!
大:みんな、イメージがそれぞれ固まってきたね。
チ:みんなと繋がってみたいな…。
シ:魔力の繋がりはまだまだだけど、心はもう繋がってるでしょ!
ツ:そうさ!僕達は仲間なんだから!
キ:言葉にすると照れくさいけど、もう繋がってるな!
チャン:オラ達は繋がってるよ!みんな!大好きだよ!
大:良いパーティーだ。
相:そうだね。ホントに。あ〜、メンバーみんなに会いたくなってきた。またみんなで集まろうね!
大:そうだな。オレも会いたくなってきた。久しぶりにみんなでゆっくり飲みたいな。
相:うん!

(次の日)
大:昨日の続きね。今日は気分を変えて庭でやろうか。
ツ:花や木が植えてあるし、良い天気ですし、なんかこう、穏やかで平和な気持ちになれますね。
大:そうだね。昨日は自分の魔力に集中してたけど、今日は自分の周りの事に意識を集中させてみよう。
チャン:自分の周りの事…ですか?
大:そう。風の感覚や太陽の暖かさ、草木が風に揺れてる音、花の匂い、目で見える景色…身体の感覚を使う事を意識するんだ。
シ:これはどういう風に繋がる特訓なんですか?
大:自分と他人が繫がろうと思ったら、やっぱり気配を感じる必要があると思ったんだよね。
ツ:気配…ですか。
大:慣れてきたら阿吽の呼吸で繋がれると思うんだ。その為には自分だけじゃなく、相手の事にも意識を向けなきゃならないからね。
キ:相手の些細な気配を読み取り、相手の魔力や意図を読み取る…繋がるには必要なことなんですね。
大:そういうこと。
チャン:よし!修行開始だ!
大:昨日と同じく座禅を組んで。
チ:大野さん、その前に少し見て頂いてもらいたいものがあるんですが、いいですか?
大:いいよ。
チ:杖なしでも魔法が使えるように、魔力を自分でも上手く出せるよう、昨日の座禅での手で印を結ぶことから、自分なりにアレンジしてみました。
大:え!?どういうこと?
チ:やってみますね。
『針と針は願う 氷の薄刃 踊り歌うは祈りの舞 甲・乙・良・祥・郁・晃・僚 森羅万象の息吹が解き放たれん とといよんい〜!』
シ:スゲー!チーゴー!何それ!手でめっちゃ早く印を結んでんじゃん!
キ:薄い氷の刃が空中にめっちゃ並んでる!
ツ:一つ一つの刃がまるで針のようだ。
チャン:今までの魔法より細かく創られてる感じだね!
大:スゲー、なるほど、手から魔力を放出させるんだな。で、魔法の公式である魔法陣や魔力を放出する杖の代わりに印を結んで放出した…と。
チ:初めてにしては上手くいって良かったです。ただ、やっぱり印を結ぶのに、ある程度時間が掛かるし杖の方が速いかな。
大:一晩でこれかよ。スゲーな。
シ:我も見てほしいです!
大:シーハも!?いいけど…。
シ:チーゴーみたいな印とか詠唱とかはないですけど…。ふぅ………よし!やりますね!我はキューンから借りてる剣を持って、呼吸を整えて、剣に魔力を注入するイメージをして…。出来た!
大:マジか!剣に魔力が宿った!
シ:…ふはっ!疲れた!ヤバぁ!
ツ:すごいな、チーゴー、シーハ!
チャン:くっそー!オラ負けないぞ!
キ:スゲーな、二人とも!
大:二人ともスゲーじゃん!
シ:これ、さらに鍛えたらチーゴーと繋がりやすくなるかなと思って…!
大:イイねぇ!よし、みんな、座禅を組んでリラックス!
ツ:…花の香り、木々のざわめき…集中…!
大:あんまり集中しようと力を入れると逆に集中出来ないからリラックスして、ただ感じるようにするんだ。
チャン:ふ〜…リラックス…リラックス…日差しがあったかいなぁ…くか〜…zzz…。
大:チャン・ツカはリラックスし過ぎ。
キ:リラックス…リラックス…リラックス…リラックス…。
大:キューンはリラックスするの苦手?
キ:うーん…オレ、ビビリだからか、なかなか普段からリラックス出来ないんですよね…。
大:うーん…お茶でも飲む?
キ:すいません、頂きます…。
シ:キレイだな…虹が見える…雲がゆっくり流れてる…。
大:シーハはいい感じにリラックス出来てるみたいだな。
チ:…風が背後と正面で違う動きだ…大野さんの魔力が風に混ざっている…風の動きを魔力でコントロールしているんだな。
大:チーゴーは…集中して今までより高い洞察力を発揮しているな。

チャン:周りの事に意識を向けるって難しいですね。
大:チャン・ツカは一直線に集中していって周りが見えなくなるタイプかもね。まぁそれはそれでいいのかもね。周りが見える仲間にフォローしてもらえたらいいし。ツートは、段々コツを掴んでいったみたいだね。
ツ:最初は難しかったです。
キ:なんか…意識してリラックスって難しいです。
大:たぶんキューンは真面目だし、細かいところに気がつく性格な分、いつも肩に力が入り過ぎちゃってるんじゃないかな?
キ:うーん…自分ではよくわかんないですけど、そうなんですかね?
シ:頭良いからね、キューンは。いつも色んな事みんなの為に考えてくれてるけど、自分の為に休むこととかあんまりしてこれてなかったのかもね。
ツ:みんなの為に考えてくれるキューンのこと、誇りに思うよ。もしかしたら僕達はそんなキューンに甘えて負担を掛けてしまっているのかもしれないな。
チ:魔法泉のことも、一生懸命思い出してくれたしね。
チャン:ゴメンねキューン。オラ、気づいてあげれなかったね。
キ:負担なんかじゃないよ。オレ、チャン・ツカみたいに体力ないし、チーゴーみたいに魔力強くないし、ツートみたいに一撃必殺な武器は怖くて扱えないし、剣術だって、シーハに比べたら大したことないから、せめて出来る事をしようって思ってるだけだよ。
シ:…キューンはさ、確かにさ、我やチーゴー、ツートやチャン・ツカみたいな強さはないかもだけどさ、お世話になった村の人達の為に、強そうな大男達からお宝を盗み返そうとしたり、こうやって、高所恐怖症なのに高い山まで旅を続けたりしてるじゃん。それってさ…スゴイ勇気のある事だと思うんだよね。我は勇者って呼ばれてるけどさ、我はキューンの方が勇者だって思うんだよね。
ツ:誰かの為に勇気を出して戦うキューンは、確かに勇者だね。
チャン:うん。ありがとね、キューン。
チ:ちょっと頼りない勇者だけどなw。瞑想部屋で結局ずっと私にしがみついたままだったしw。ドラゴンに乗って山に飛んでくる時は半べそだったしw。
キ:もー!だって怖かったんだもん!
大:キューン、良い仲間に出会えて良かったな。キューンの性格だと、一人だとずっと気を張りすぎてツラくなってたぜ?今良い感じにリラックス出来てるみたいに見えるぜ?
キ:そうかもです。こうやってみんなと笑い合う時間がなかったら、ツラかったかもです。
大:仲間は大事にしな。きっとこれからもずっと助けてくれるだろうし、自分も仲間を助けたくなるから。それってさ…仕事みたいな義務なんかじゃなくて、心の底からしたいことになるからさ。
チャン:大野さんにとったら、それはメンバーさんのこと…なんですね。
大:うん。オレの仲間は最高だよ。ちょっと鍵を家に忘れたりドジったりするけどなw。周りを見ると、良い仲間の存在がわかるんだよね。勇気づけられたり、頑張ろうって気になったり、癒やされたり、笑ったり…。魔力で繫がるってさ、よりわかるんだよ。そういうの。スゲー好きになるぜ?みんなの事。オレってみんなに大事にされてんだなぁとかわかるし。
ツ:素敵ですね。
チ:私も感じたい。みんなの事。
チャン:オラ、魔力はないけど、気でなんとなくわかるよ。だからきっと、みんなと繋がれる気がする!
シ:我も鍛えるよ!みんなと繋がる為に!
キ:大事にし合える仲間に出会えて良かった。
大:大事な事に、みんな気づけたみたいだな。じゃあ今日はこれでおしまい。
チ、チャン、ツ、シ、キ:ありがとうございました!