誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

A.B.C-Zダンジョンクリア編 魔法動物園

チャン:魔法動物園は泉の国とお菓子の国の間にあるんだって!
ツ:割と近いな。
シ:歩いて行こう。
キ:櫻井教授と二宮さんにはお世話になったな。
チ:ありがたいな。また改めてお礼をしにいかなきゃな。
チャン:ペガサスやドラゴンか〜。楽しみだね!
シ:仲良くなれたらいいね!
ツ:ペガサスやドラゴンは気高い魔法動物だ。失礼のないようにしたいね。彼らは人の言葉もわかるからね。
チ:ドラゴンか…。そういえばうちのペットは元気かな?しばらく家に帰ってないしなぁ。
キ:チーゴー、ペット飼ってんの?
チ:まぁペットと言っても、勝手に家に居着いてるだけだし、世話もしてないよ。
キ:そうなんだ。
シ:何飼ってるの?
チ:ドラゴンだよ。
ツ:へー!ドラゴン!!
チ:私の家に割としょっちゅういるから、家に来れば会えると思うよ。
チャン:チーゴーの家かー!色々区切りがついたらお邪魔するね!
チ:どうぞw。

(魔法動物園到着)
シ:わぁ、可愛い動物園!カラフルなキノコのイスとか机があって可愛い!
チ:動物がいるところは、まるでジャングルみたいに木が多いな。色んな動物がいておもしろいな。
キ:ホントだ。キリンにたぬき、ユニコーンにフェニックス、ライオンもいる!
チャン:親子連れが多いね!賑やかでみんな楽しそうだね!
ツ:広い動物園だなぁ。相葉雅紀さんはどこにいるのかな?
相:オーイ!こっちだよ!君たちだよね!?翔ちゃんとニノが言ってたパーティーは!
チ:あなたが相葉雅紀さんですか?
相:そうだよ!リーダーのところに行きたいんだよね!あ!リーダーっていうのは、仙人をやってる大野智っていう人ね!オレらもパーティーを組んでて、リーダーが大野智なんだ!もう一人メンバーいるけど、きっと出会えると思うし、もしかしたら知ってるかもね!松本潤っていうんだけどね!
キ:え!松本潤さんですか!?知ってます!知ってます!
相:あ!知ってるんだ!
シ:我も知ってます!この世界のジョブに、新たに『松本潤』を加えたっていう人ですよね!
ツ:僕も知ってます。新たなジョブを確立…。すごい方ですよね!
チャン:オラわかんない。
チ:私もだ。
キ:スゴイんだぜ?ショーをやったり、創ったりしてる人なんだけど、オリジナリティが溢れ過ぎてて、ホント松本潤流の仕上がり!松本潤の世界観!これぞ松本潤!って感じになって、そこからいつからか、世界が、この仕事っぷりは松本潤だ!みたいな感じで、ジョブとして『松本潤』が認められたんだよ!
チ:なんかよくわからないけど、とにかく松本潤!って感じなんだな。
チャン:会ってみたいね!
相:自分の仲間が褒められると、なんかくすぐったい感じになるね!嬉しいよ!
ツ:相葉さんもお仕事でお忙しいでしょうに、僕達に付き合って頂きありがとうございます。
相:いやいや!そんな気を遣わなくていいよ!大丈夫、大丈夫!
シ:魔法動物園の職員さん…。なんか大変そうですよね。
相:いや、まぁ大変は大変だけど、楽しいよ!ケガしちゃったりした魔法動物達を保護して、穏やかに過ごせるように色々お世話したりとか…。最初は確かに魔法動物達も警戒するし大変だけど、仲良くなっていくと、魔法動物達の色んな表情なんかも見れたりして楽しいし、ワクワクするしね!
チャン:魔法動物達と仲良くなるコツとかってあるんですか?
相:うーん…魔法動物達は、それぞれ種族だけじゃなくて、性格も個体差や生きてきた上での経験だったり、色々違うから、コツ…みたいなのものはないかな…。でも、きちんと向き合ったら、なんかこう…こちらの何かが伝わるのかな?なんか…魔法動物達も、こちらを向いてくれる…みたいな感じがするなぁ。うーん…強いて言えば、魔法動物達のことを知っていこうとか、わかりたいとかっていう姿勢?みたいなものかな?うーん…ゴメン!オレもよくわかんないや!
チャン:難しそうですね…でも、魔法動物達に向き合う姿勢…大事ですよね!オラも自分の身体に向き合ってます!
相:まぁそんな感じだよね!
ツ:魔法動物達のことを理解しようとする姿勢…。相葉さんが努力している姿を、きっと魔法動物達は理解しているんですね!
相:そうなのかな?だとイイなぁ!
チ:私達も、魔法動物達のことを理解して、仲良くならないと、仙人のいる山の頂上にはいけないんですよね。頑張らないと。
相:うん、そうだね。翔ちゃん達から聞いたんだけど、君たちはリーダーから、剣の素材について聞きたいんだよね。今ちょうどリーダー瞑想中だからなぁ…。瞑想中で魔力無効化の結界を張ってなかったら、魔法で行けるんだろうけどね…。普段なら魔法で連絡も取れるんだけど、それも今は出来ないし。リーダーが住んでる山は、歩いてだとすごく登るのが難しんだよね。山の麓には大きな針が連なってたり、溶岩が流れてたり、中腹は酸素が薄かったり、霧が濃かったり、山の頂上付近も木々が生い茂った深い森になっていて迷いやすかったり、毒草や毒きのこなんかがあったり、魔法動物よりももっと魔力が高かったり、凶暴性の高い、魔獣に分類される生物がいたりするから危険なんだよね。だから、普段は魔法で飛んでいったり、ワープしたりするんだけど、今は出来ないんだよね。だから、魔法動物達の力を借りないといけないんだよ。
シ:なんでそんなとこに住んでるんですか?
相:リーダーはね、能力も高いし、優しいからさ、人に頼られることも多かったんだよね。で、やっぱり無理しちゃうから、身体も心も少し休養が必要になったんだ。だから、ちょっと人から離れたところに今は住んでるってわけ。
キ:頼られる人って、カッケーと思うんですけど、でもやっぱりしんどいこととかもありますよね。
チ:いきなり私達が押しかけて大丈夫なんでしょうか?
相:リーダーも、仲間のオレらと、ここの魔法動物達ならいつでも家に来ていいって言ってくれてたし、リーダーにはオレから事情は伝えるから大丈夫だよ。リーダーは別に人嫌いとかではないよ。ただ、今は休養中なだけだし、君たちの人柄は翔ちゃんやニノから聞いてるからオレも協力しようと思ったんだし、きっとリーダーも協力してくれると思うよ。
チ:ありがとうございます。
ツ:本当にありがとうございます。
シ:なんか、めちゃくちゃ我ら、優しい人達に出会えてるね。
チャン:ホントだよ!ありがたいよね!
キ:皆さんの優しさをムダにしないようにしないとな。
相:翔ちゃん達から聞いてた通り、良いパーティーだね。よし!じゃあ、君たちは5人だし、オレも付いていくから、オレはペガサスに乗らせてもらって、君たちはドラゴンに乗らせてもらおう!アフダルドラゴンだよ。緑色の大きなドラゴンなんだ!
ツ:アフダルドラゴンはなぜこの魔法動物園に?
相:お!早速理解しようとしているね!アフダルドラゴンは、珍しい種類だし、鱗がエメラルドグリーンでとてもキレイなんだ。だから、宝石と同様の価値があって、狙われることが多くて…。大ケガをしていたところを、園長がたまたま見つけて助けたんだよ。
ツ:へえー、園長さんが!
相:そうそう!最初はやっぱりアフダルドラゴンも警戒してて、火も吹くし、暴れるしで大変だったんだけど、園長がゆっくりゆっくり話しかけたり、治療に付き添ったり、食べ物を用意したりしてるうちに、ゆっくりゆっくり心を開いてくれたんだ。
シ:そうなんですね!うわー!園長さんからも直接お話聞きたいな!
チャン:だね!そしたらもっと、アフダルドラゴンのこと、理解できるかもしれないね!
相:あー…園長はね、今はいないんだ。
キ:え?どうしてですか?
相:園長はね、ちょっと遠いところに、旅立ったんだよ。…ハハ、ゴメンね、なんか…涙が出てきちゃった。ゴメンね、ゴメンね。
チ:…ひょっとして、園長さんは…。
相:…うん。そうなんだ。 
ツ:そうでしたか…。
シ:ごめんなさい!我、知らないとは言え…!
相:いいって、いいって!あー!ゴメン!オレが泣いちゃったから!えーと!うん!話戻すね!あのね、アフダルドラゴンは、園長がオレに託したんだ。よろしく頼むって。アフダルドラゴンは、オレも園長と一緒にお世話したりしてたから。えっとね、基本的には優しいドラゴンなんだけど、やっぱり最初は警戒心も強いし、ドラゴンだから、特に気高い心も持ってるからね。最初はきちんと挨拶するところから始めよう!
チャン:任せてください!
ツ:無礼にならないように。 
チ:しっかりと挨拶しよう。
キ:ちょっとビビるけどな。
シ:きっと大丈夫だよ!
相:じゃあ、アフダルドラゴンのところに案内するね。

相:みんな、この子がアフダルドラゴンだよ。
ツ:わぁ…美しいドラゴンですね。
キ:キレイだな〜!
シ:オスですか?メスですか?
相:メスだよ。
チャン:レディー相手だからね!ジェントルマンにならないとね!
チ:アフダルドラゴン…私の名はチーゴー。よろしく頼む。
相:…え!?アフダルドラゴンがお辞儀してる!?え!?なんで?
チャン:チーゴー、そんなに、ジェントルマンじゃなかったよね?
チ:ジェントルマンだったでしょwアフダルドラゴンにはわかってるんだよw
シ:そんなに珍しいんですか?
相:初めて見たよ!アフダルドラゴンがお辞儀なんて、完全に服従する時しかしないんだよ?でも勇ましくて強いアフダルドラゴンが服従するってどういうことだろ?
チ:あ!もしかして、私のペットの匂いが僅かに残ってるのかも…。
チャン:あー!チーゴー、ドラゴンを飼ってるって言ってたもんね!
相:えー!そうなんだ!アフダルドラゴンが服従してるってことは、チーゴーのドラゴンはかなり格上なのかもしれないね!どんなドラゴンなの?
チ:えっと…私はあまりドラゴンに詳しくはないので、種類等はわからないんですが、キレイな蒼い目の白い大きなドラゴンです。
相:それってさ…もしかしたら、アルバストゥルアイズサフェードドラゴンなのかもしれないよ。いや、でもまさか…いやでもその特徴はそうだよな…。
チ:…そんなに凄いドラゴンなんですか?
相:凄いも何も、神龍ランクに位置付けされてるドラゴンだよ!空と陸の覇者だよ!少し前まで、海の覇者ゼードラゴンと、永く世界の覇権を争い、戦っていたんだ!そして、その戦いの周囲への被害は凄まじくて、人々の間では、神々の戦とまで呼ばれていたくらいなんだよ!
キ:神々の戦?そんな凄いドラゴンがチーゴーの家にいるの?
ツ:そういえば最近、そのゼードラゴンを見ることがなくなったってニュースで言ってたな。もしかしたら決着がついたのだろうって。アルバストゥルアイズサフェードドラゴンは目撃情報があるから、アルバストゥルアイズサフェードドラゴンが勝利して、世界の覇者になったんだろうって。
シ:えー!じゃあもしかしたら、チーゴーのペットって世界の覇者なんだ!
チャン:世界の覇者か…世界チャンピオンのオラとどっちが強いのかな?オラも負けてらんないな!
チ:そんな凄いドラゴンだったんだ…。
相:いや、でもそんな凄いドラゴンが家に居たら、絶対ニュースになってるよね!でも聞いたことないしなぁ…。
チャン:もしかしたらオラの故郷と同じ、スッゴイ山奥だったりして!
相:あ〜!かもね!チーゴー、お家どこなの?
チ:私の家ですか?私の家は雲の上にあります。
相:はい?
チ:物件を探している時に、雲の上に、古い大きなお城を見つけたんです。誰も住んでないみたいだったので、そこに住んでるんです。
シ:えー!チーゴーの家って雲の上にあるの!?
ツ:しかもお城…!
キ:え…オレ…遊びに行けないじゃん…。高所恐怖症だし…。
チ:あー、そうなの?じゃあ今度、魔法で地上に降ろすわ。
キ:ありがとう。
チャン:良かったー!さすがにオラも雲まではジャンプ出来ないからね!
シ:チーゴー!チーゴーがまた魔法使えるようになったらみんなで遊びに行きたいんだけどいい?
チ:いいよ。
ツ:雲の上のお城。天空の城だな…。浪漫だよね。
相:雲の上かぁ。いいね!あ!そっか!確かに雲の上ならご近所の人とかビックリしてパニックになったりしないよね!あー、だからかぁ!雲の上ならニュースになったりしないよね!
キ:そもそも雲の上にお城とかあるんだなぁ。
チ:私も何で雲の上にお城があるのかまでは知らないんだよね。たまたま見つけただけだし。
シ:イイなぁ!雲の上なら、ベッドとかも雲で出来てるの?
チ:そうだね。
シ:イイなー!
ツ:雲の上の物件に目をつけるあたり、さすがチーゴーだよ!ところで、どういう経緯でアルバストゥルアイズサフェードドラゴンを飼うことになったんだい?
チ:うーんと…家を探してる時に、お腹が空いて、海の生き物を焼いて食べてたんだよね。そしたらドラゴンが来て、お腹が空いてる感じだったし、私一人では食べきれない量だったからあげたんだよね。それからなんか家に居着いたな…。まぁ飼ってるって言っても自分で食べ物は取ってくるし、何も世話したりはしてないけど。
相:はー、なるほどね!もしかしたら、貰った食べ物が美味しかったのかもね!何だろアルバストゥルアイズサフェードドラゴンが好きな食べ物って!
チ:何だったんでしょうね?うーん…あの時は…あ!何か大きな水龍でした!紅いキレイな眼と、サファイアみたいなキレイな鱗の、美味しい白身の水龍でした!
相:…ゼードラゴンだよぉ…。それはゼードラゴンだよぉ…。
キ:チーゴー、アルバストゥルアイズサフェードドラゴンの永年の宿敵をやっつけて食べちゃったんだ。
シ:そんでさらに分けてあげたんだ。
ツ:そりゃあ懐くよ。
チャン:そりゃあそうだよ。
チ:そうだったんだ。なんでうちの家に居着いてるのかわかんなかったんだよね。
相:…チーゴー、色々スゴイね。ビックリし過ぎて言葉を失っちゃったよ!ゼードラゴンって、海の覇者だよ!神龍ランクだよ?どうやって倒しちゃったの!?
チ:雷魔法で一撃でしたね。
相:…スゴイね!もう何でもありだね!まぁいいや。とりあえず、アフダルドラゴンはチーゴーに服従してるし、リーダーのところまで、みんなを連れて行ってくれるよ。オレはペガサスに乗らせてもらって誘導するから!
チ、キ、チャン、ツ、シ:よろしくお願いします!