誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

カンサイ魔法騎士、海に沈んだ大陸の片割れを探す

とある剣と魔法の世界に、カンサイ大陸という大陸がありました。
その大陸にはこんな伝説がありました。
その伝説とは、もともとこのカンサイ大陸は、今よりもっと大きな大陸で、数百年前、天変地異により、大陸の半分が海に沈んでしまったというものでした。
そして、かつて沈んでしまったカンサイ大陸の片割れは、今は魔法により結界が張られ、独自の文化を築き上げ、いつか1つの大陸に戻れる日を待っている…という、嘘かホントかわからない伝説もありました。
カンサイ大陸は、毎年、海に調査団を派遣しているが、伝説の大陸の片割れは、数百年経っても見つかりはしませんでした。
何故なら海には巨大な鮫など、恐ろしい魔物がいたからです。
なので、海底に沈んでしまった大陸の片割れに辿り着くことは出来ませんでした。
カンサイ大陸の王様は、これ以上犠牲を払うわけにはいかないと、今年で調査団を派遣するのを最後にしようと決めました。
そしてその最後の調査団に選ばれたのは、歴代の中でも最強と名高い、7人の若者たちでした。
その7人は、小さな魔法の精霊たちから与えられる魔力を、己の剣に宿して戦う、魔法騎士です。
魔法騎士たちは、海の中も探険できる、魔法の船に乗り、調査を始めました。
海の中には、巨大な怪物クラーケンや、巨大な鮫、荒れ狂う海流や海底火山など、恐ろしい試練が待っていました。
魔法騎士たちは、どうにかこうにか、大陸の片割れに辿り着くことが出来ました。
大陸の片割れには、魔法による結界が張られており、海の中にいるのに息ができ、さらに太陽の下にいるかのように明るいです。
魔法騎士たちは、大陸の片割れに到着し、大陸の片割れに住む人達に出会いました。
はじめは地上から来た未知の人達に警戒していた海底の人達も、地上の人達と話し合い、次第に自分達のことを話してくれるようになりました。
大陸の片割れに住む人達の中には、地上に強い憧れを持つ者たちがいました。
本物の太陽の下を知りたい、地上はどんなところか知りたい…色んな夢を持っていました。
でも、魔力が足りず、地上には戻ることは出来ないと。
魔法騎士たちは言いました。
僕達の魔力とあなた達の魔力を合わせれば、きっと大陸を地上に戻すことが出来るでしょうと。
地上に憧れを持つ者たちは、とても喜びました。
ですが、長年の海底での生活に親しみを感じ、海底での生活を続けたい人たちもいました。海の幸や、海底から見上げる海の美しさ、海の精霊や、海の守り神ポセイドンとの交流など、海底での生活はとても大切なものとなっていたのです。
みんな悩みました。
地上も海底もどちらも魅力的だからです。
みんな沢山悩みました。
すると、小さな精霊が閃きました。
そうだ!道を…ゲートを創ればいいんだ!そうすればお互いに行き来が自由にできるね!地上も海底もどちらも楽しめるねと。
みんな賛成しました。
地上も海底もどちらも魅力的だからです。
地上と海底のカンサイ大陸の王様は、魔法の誓約書にサインをし、魔法によるゲートを繋げました。
こうして、海に沈んだ大陸の片割れと、地上のカンサイ大陸は、元の1つの大陸として繋がることが出来ました。

☆配役☆
・炎の魔法騎士(海の中は冷たいので温かくするのに役立つ)
・雷を操る魔法騎士(冒険にせよ何にせよ電力があると便利)
・魔法の鏡を出現させ、魔法の攻撃を反射する魔法使い。だが、魔法の鏡は自分の姿を映すのに使うことが多く、非常に魔力の無駄遣い…否、ナル(シスト)遣いをする魔法騎士
・薔薇による魅了の魔法が得意な魔法騎士(旅には交渉なども不可欠)
・風と土魔法が得意な魔法騎士。(調査団の魔法の船を操縦。海の中の岩なども魔法でコントロール出来る)
・水系魔法が得意な魔法使い。(調査団の魔法の船を操縦。)
・光の魔法が得意な魔法騎士。(暗い海底を照らすのに必要な魔法騎士。)
・地上のカンサイ大陸の王様
・小さな魔法の精霊:魔法騎士1人に基本1人付く。複数付く場合もある。魔法の精霊1人につき1つの属性がある。
・海に沈んだ大陸の片割れの住人:大陸を守る戦士や日常生活を支える魔法使い、王様たち。
(戦士は、特殊な剣を持っている。剣は奇跡の6枚刃。1分間に1万回の振動で瞬く間に敵を深く剃り上げる。)
・海の精霊
・海の守り神ポセイドン