誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

A.B.C-Zダンジョンクリア編 魔王

チ:アダリー、私達の時代に戻ろう…。
ア:わかった。


シ:おかえり!チーゴー!!…どうしたの?顔色が悪いよ…?
チ:シーハ、大変な事がわかった。私とアダリーが見た過去の出来事を伝える。皆と合流しよう。
篤:何があったんですか?
角:気になります。
晃:教えてください。
チ:(王宮魔導師弟の願いは、民を守ること…まだ小さなこの子達に伝えるのは、今はよそう。不安にさせるだけかもしれない。)まずは関ジャニ∞さん達にも相談したいんだ。今は、ごめんね。
角:…僕らではまだ、手に負えへん感じなんですね。
晃:僕ら、強くなるんで、頼りにしてください。
篤:僕らも、誇り高きカンサイ大陸の人間です。ちゃんと受け止めます。でも、ムリは言いません。まずは、僕らの長、関ジャニ∞さんに。
チ:…君たちは強いね。ありがとう。じゃあまた。アダリー、移動魔法だ。


横:お〜う!魔法の杖とかはどないや〜って、誰やねんそのドラゴン娘!?
チ:私の新しい杖です。それはさておき、皆さんにお伝えしたいことがあります。
村:なんや、深刻そうやなぁ!ほな皆で、カンサイ大陸の大会議室に行こか!
亀:チーゴーがこんな顔するなんて、よっぽどだな。
キ:何があったんだ?

(大会議室)
シ:話してみてよ、チーゴー。
チ:うん。私は時の魔法を使い、過去に行きました。
村:何やて!?過去に行った!?
横:何でまた!?
チ:カンサイ大陸がなぜ海に沈んだのか…地上に戻る前に、何か理由があるのではと思い、確かめたかったのです。
安:確かにお好み焼きとかが理由やとはあんまり信じてへんかったけど…。
丸:何があったん?
チ:はい…。実はこのカンサイ大陸は、もともと地上では、もっと大きな大陸でした。ですが、魔王の襲撃に遭い、魔王が手出ししにくい、海の守り神ポセイドンのいる、海の中になんとか大陸の半分を避難させたのです。
大:魔王やて!?
村:え!?何で半分しかアカンかったん!?
ア:魔力不足じゃ。 
村:そうなんや…魔王か…ってことはもう半分は…魔王にやられたっちゅうことやな。
チ:…はい。当時のアトランティス王達は民の盾となり、王宮魔導師兄弟の弟が、海に避難させ、ポセイドンの庇護下となり、大陸の結界が創られました。いつか平和な地上に帰るまで。王宮魔導師が命を捧げ、このカンサイ大陸が生まれたのです。名前を変えたのは、名前を変えることで、魔王に見つからないように、さらなる結界になるとポセイドンが。
村:なるほどなぁ。
横:昔の人のおかげで、俺らは今平和に過ごせてんねんな。
チ:大陸の半分が魔王にやられてしまったことは、そのまま語り継がれるのは、皆の心には酷だと、少し変えられたそうです。
村:なるほどな、だからあんな変なもんになったんやな。
上:問題は魔王…なんだな。大陸の半分をふっ飛ばしたってことだろ?
チ:そうなんだ。魔王は、勇者が現れるまで一眠りすると。
シ:勇者…我の事?
ア:あの時代、勇者はエクスカリバーを持つ者…とされていたからな。エクスカリバーを抜いた者が勇者だ。
チ:あの魔王…透明になる魔法を施していた私達にも気づいていたよ。
亀:え!?
チ:あの魔王には、またこの時代で再び会うことになると思う。
中:でもさ、魔王は眠るって言ってたんだろ?今は平和だから、まだ魔王は勇者シーハの存在は知らずに寝てるんじゃねぇ?
チ:…魔王は雲の上に建てられた城と共にやってきていた。そしてその城は、今の私の家なんだ。
亀:えぇ!?
丸:え!?何何!?もう頭追いつかへん!!
チ:私の家に今魔王はいない…ということは、魔王はすでに目覚め、旅立っている…ということさ。