亀:上昇気流にも乗れてるし、今のところは上手く航海出来てるな!
上:俺様のおかげ!
中:まぁそういうことにしといてやるよ。
亀:次のエリアは火山による影響が強いらしいな。次は俺に任せてね!
中:任せた!
上:サンキュー!
亀:俺の魔法属性は水だからね。こういうエリアは俺の領域だよ。氷魔法も覚えたし。
中:…船内まで暑くなってきたな。
上:空調設備もかなり整ってるのにな。
亀:甲板に出てくるよ。
(甲板)
亀:アッチぃ…氷魔法を使おう…。
▶氷の魔法
あ、装備全体がひんやり涼しくなってきた。さすがまっすー!魔法が装備全体に行き渡るって言ってたもんな!次は船全体や「玄武」達も氷魔法で覆って…。周り、火山灰でだろうな、雲が真っ黒だ。…何あれ?雲が燃えてる…?何の現象なのこれ?むちゃくちゃだなぁ…。
(LDKコックピット)
中:亀、ありがとな!涼しくなった!
上:快適〜♪
(甲板)
亀:良かった♪
(ボカーン!ズドーン!ドカーン!)
亀:火山が噴火してるんだな。火柱が何本も空まで上がってきてる…。ホント…さっきまで雨が土砂降りだったのに…。不思議なところだな。雲の中を飛んでるはずなのに、近くでマグマが流れてるし…。
(ガポポ…ゴプ…ゴプ…。)
(グァギャギャーー!)
亀:どうした!「青龍」!
中:亀!「青龍」の視界に何かでけぇもんが映ってる!!
上:気ぃつけろ!下から何か来んぞ!!
(ゴバッ…ゴプ…ドカーン!!)
亀:…鮫?いや…頭は鮫っぽいけど、身体は、巨人みたいな…。身体全体が溶岩みたいな…。
(ニタぁ…。)
上:嗤ってやがる…。
中:久々の獲物キターって感じなんじゃね?
上:ナメてやがるな。
(グギャギャギャギャギャ!!)
亀:大口開いて食いに来やがった…!
▶氷の魔法
唸れ!氷の龍よ!あいつの身体を縛れ!
中:お!相手の動きが止まった!
上:さすがだな、亀!
▶雪の魔法
凍れ…火の巨人よ。
(グギャギャギャギャギャ!グギャ!グギャ!グギャギ……ギャ…ギ……………………!)
上:すげぇな!巨人だけじゃなくて、辺り一面雪の世界になっちまったぜ。
中:やるな~亀。さっきまでマグマだらけだったのに…。
亀:ただいま〜♪ねぇねぇ上手くいったでしょ♪褒めて褒めて〜♫
中:おつかれ!良くやったな!
上:亀すげぇな!
亀:えへへ〜♪あ!「青龍」も巨人を見つけてくれたしありがとね〜!
中:次のエリアは、何もないエリアか…。逆に怖ぇな。
上:中丸頑張れ!
亀:中丸ファイト♪
中:まぁ、やるだけやってくるわ。