誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

KAT-TUN海賊記 🔱24

ヤマダ:か、神の生まれ変わり!?

チネン:…それは…ホントに?いや、でも確かに1000年前に行けるぐらいの時の魔法は、もう神レベルだよね?

タカキ:すっげぇじゃん!

アリオカ:世界には、凄い人がいるんだね!

イノオ:…うわぁ…凄いな…。

ナカジマ:…大陸ごと移動出来る魔法を使えたり、1000年の時を越えられる魔法…魔王まで圧倒するなんて…。

ヤオトメ:…ほっとした。じゃあもう、魔王はいないんだね。

ヤブ:そうだよ…もう、魔王を恐れなくていいんだ…。

上:いや、魔王は生きてる。

獣人達:え!?

亀:魔王は勇者達の仲間になったんだ。

中:今は勇者達と旅をし、沢山の、大切な事を学んでいるんだってさ。

上:…お前らからしたら、自分達の故郷を滅ぼした魔王が生きてるって嫌だろうな。

ヤマダ:…正直、理解に苦しみます。

チネン:…ですが、何か理由があってのことなんでしょう?

亀:魔王は、人間の、悪の魂が膨れ上がると現れる。共通の敵に対し、人々は協力し合い、勇者達が魔王を倒すと世界は平和になり、人々は仲良く暮らす。そしてまた人々は次第に争うようになり、悪の魂が膨れ上がり、また魔王は現れる…。魔王いわく、世界はこれの繰り返しだったらしい。

タカキ:え…じゃあ…魔王を創り出しているのは…人間達…ってこと?

中:今回、勇者達は、魔王と戦い、そして魔王の心に触れ、魔王と仲間になった。だから、今までの伝説とは違う、新たなストーリーが始まったんだ。

アリオカ:そうか…だから倒さなかったんだ…。

上:人々がまた争うようになり、悪の魂が膨れ上がった時、今までのように、その悪の魂の矛先だった魔王はもういない。その時、俺達はどうすべきか、考えなくちゃいけないんだ。これは、魔王を倒すことより、ある意味難しいかもな。

ヤブ:…確かに…難しいな。

亀:今…魔王がいないストーリーが始まったことにより、世界に異変が起きているらしいんだ。

上:勘の良いやつらは、もう、その調査をしているらしい。

中:君達は、何か異変を感じないか?

イノオ:…空気が変わった気はしてた…。

ナカジマ:うん…そんな気はしていた…俺達獣人は、人間よりも獣に近い分、感覚が鋭いんだ。だけど、具体的に何がどう…というのはわからなかったんだ。

ヤオトメ:…いつもより、何だか…空が騒がしいっていうか…でもイヤに静かな時もあって…。

ヤマダ:…魔王の事が、関係あったのかもしれないんだね。

チネン:…今はまだよくわからないけど、俺達も何かあれば協力するよ。

亀:ありがとう。