誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

A.B.C-Zダンジョンクリア編 強さへの憧れ

ツ:僕が経験した幻影の迷宮での試練。それは強さによる恐ろしさ。強くなればなる程、周りを傷つける危険性がある…ということなんだと思う。だからこそ、強さを求めるにあたり、強さを手に入れた先に何を望むのかを、しっかりと考えておかないといけないんだと思うんだ。
チャン:うん!そうだね!ただ単に強くなればいい!ってだけじゃ、ダメなんだよね!
シ:我もしっかり考える!
キ:みんなそれぞれ強くなる目的はあったと思うし、旅を進めるってなると、どうしても進みたくて焦って強くなろうとしちゃうだろうから、もう一回考えないとね。
チ:強さを求め、立ち向かうことも必要だけれど、時には一度立ち止まることも必要だな。
チャン:そうだね!立ち止まることも大切!
シ:とりあえず今日は、ツートが大変だったから、ゆっくり休める宿を探そう。
ツ:すまない。ありがとう。
シ:気にすんなって!
チ:お菓子の国の宿か…。ゆっくり休めそうだな。
チャン:せっかくだし、ちょっとイイ宿にしよっか♪A.B.C-Zダンジョン攻略の報酬を、ハマグッチ様から貰ったし!
シ:えー!いつの間に!
チ:抜け目ないな…。
チャン:だって!旅にお金は必要じゃん!
ツ:…まさかとは思うけど、一人で使ったりしてないよね?A.B.C-Zダンジョンは皆でクリアしたんだから、報酬は山分けだよね。
チャン:うっ…!
キ:使ったな。
チャン:…はい。プロテインを少し。
シ:ずりー!
チ:あと使ったものはないか?
チャン:…あります。手分けして手土産を買いに行ったときに、お菓子買い食いしました…。あ!でもこれで最後だよ!
ツ:それで本当に終わりかい?
チャン:ホントだってば!
キ:ちょっと!目ぇめっちゃそらしてんじゃん!
チャン:…すみません。お肉も少し買っちゃいました…。
チ:それで最後か?
チャン:はい…最後です。
シ:チャン・ツカは、後で罰ゲームね。
チャン:えー!何でさ!
シ:当たり前でしょ!
チャン:う〜…わかったよ。
キ:ツート、よく見抜いたなぁ。
ツ:チャン・ツカがお金を独り占めしてて、使うの我慢出来るとは思ってないからね。
チャン:ツート!偏見だよ!
シ:見事に当たってんじゃねぇか!
チャン:う!ゴメンなさーい!
チ:ったく…。
キ:まぁ、使っちまったもんはしょうがねぇか…。
ツ:まぁ…チャン・ツカが報酬を貰ってなかったら、人気の観光地であるお菓子の国の宿には泊まれなかったかもしれないしな…。
チャン:だろー!?
シ:みんな優しすぎ!!
チ:とりあえず宿を探そう。 
キ:だな。疲れちゃった。
ツ:幻影の迷宮よりチャン・ツカとのやりとりのほうが疲れたよ。
シ:チャン・ツカ、罰ゲームとして宿探してね!
チャン:わかったよー!

(宿に到着)
ツ:おおー!お菓子の宿だ!
シ:テンション爆アゲー!
チ:良い宿だな。
キ:こんな良い宿初めて。
ツ:ハマグッチ様に感謝だな。
チャン:良い宿でしょ!みんな同じ部屋にしたからね!
ツ:話し合いにはもってこいだな。
チャン:宿といえば、美味しいご飯だよね!
シ:だよね!お菓子の国はお菓子だけじゃなくて、色んなグルメも充実してるからイイよね!
チ:ゆっくり休めるベッドもあるしね。
シ:お菓子の国の宿のベッドはね!なんと!綿飴で出来てるんだよ!
ツ:スゴイね!
チャン:部屋にとうちゃーく!スイートスイーツルームだよ!扉オープン!
チ:うわー…シャンデリアとかあるじゃん。
キ:こんな良い宿泊まれるなんて、ハマグッチ様奮発してくれたなー!
シ:お菓子の甘いいいニオーイ!
キ:お風呂入りたい。
チ:だな。あ!部屋に付いてるお風呂スゲー!
シ:え?なになに?
チャン:スゲー!泡風呂!もう沸かしてくれてるんだ!
ツ:わー…シャンパンの良い香りだ…。大人のスイートスイーツルームだね…。
キ:これだけ広いとみんなで入れそうだな。
シ:じゃあみんなで入ろう!
チャン:お菓子の国のお菓子は食べちゃっても魔法で復元されるから、食べちゃってもいいんだよね!
シ:そうなんだよね!壁とか家具とか全部お菓子だから食べ放題なんだよね!
チ:へー!あ、じゃあさっきのシャンデリアとかお風呂もみんなお菓子なんだ!
ツ:そういうことだよね。
シ:家具オシャレ!机はクッキーだ!机になんか飾り付けされてる!食べてみよ!あ!チョコレートだ!
チャン:オラも食べよー!あ!飴だ!
ツ:椅子は、ゼリーなんだな!ぷるぷるな椅子で座り心地イイなー!
キ:もう部屋自体がお宝の山だよな!
チ:部屋の水道からはジュースが出てくるんだな。しかもどんなジュースかは選べるんだな。
ツ:さすがスイートスイーツルーム!圧巻だね!
シ:先にみんなでお風呂に入ってからご飯にする?
キ:賛成!
チャン:そうしよう!
チ:お風呂楽しみだな。
ツ:シャンパン風呂みたいだからね!楽しみだよ!
チャン:服脱いじゃお!
キ:なんか、恥ずかしいな。みんなとお風呂何気に初めてだよね。オレ、筋肉ないしな…。
シ:気にしないで大丈夫だよ。それより楽しもう!
ツ:チャン・ツカ、やっぱり筋肉スゴイね! 
チャン:鍛えてるからね!ツートも良い筋肉してるよ!
ツ:ありがとう。
シ:何気にさぁ、チーゴーも筋肉あるよね。
チ:そう?ありがとう。
キ:魔法使いなのに筋肉結構あるんだな。
チ:ソロプレイしてると、やっぱり魔力が尽きた時は代わりに戦ってくれる人がいないから、自分で肉弾戦しなくちゃいけないからね。多少の格闘技は心得てるよ。
ツ:あ〜、なるほど。確かにガンマンである僕も、銃の弾がきれたら肉弾戦になるからね。事情はわかるよ。シーハも良い筋肉だね。
シ:鍛えてもいるんだけど、剣が重いからね、自然と鍛えられちゃうよね。
キ:いいなぁ、みんな。オレ鍛えても筋肉付かないの。
チャン:でもキューンは盗賊だし、特殊スキルあるんじゃないの?
キ:宝箱とか扉の鍵開けるとか敵の持ち物を盗むくらいしかないぜ?
ツ:そういえば、なんでキューンは盗賊になったんだい?
キ:だって、大盗賊の木村拓哉さんカッコイイんだもん!俺もそうなりたいんだもん!だってかっこよくない?世界中の人の心を盗んでるんだぜ? 俺もあんな風になりたいな!
ツ: なるほど。大盗賊の木村拓哉さんはキューンの心も盗んだんだね。
キ: そうなんだよ!俺の心も盗んじゃったんだよ、木村拓哉さんは!めっちゃかっこいいんだよ?ほんと大好き!
チ: 大盗賊:木村拓哉さん?俺全然知らないんだけど。
キ: 信じらんない!あんなかっこいい人知らないなんてほんと信じらんない! 今はね、もう盗賊じゃなくて探求者なんだけど、すごいんだよ?世界中を旅してて、未開の地にも行ってたり!
シ: いや我は知ってるんだけど。いやでも我は知ってるんだけど、カッコいいって思ってるけどそこまでファンってわけじゃないんだけど…大ファンなんだねキューンは。
チャン: オラも知らなかったけど…すごいねキューンの熱量が。 オラ、キューンはもっとクールなやつかなって思ってたけど、違ったね!
ツ: 僕たちはまだお互いのこともよくわかってなかったんだね。 もっとお互いのことをよく知っていく必要があるね。
チャン:よし! 今日はみんなで語り合おう!

チ:は〜。お風呂気持ちいいね。
ツ:シャンパン風呂なんて、一生に一度くらいしか入れないよ…。
シ:酔っ払いそう〜♪気持ちいい〜♫
チャン:オラの筋肉も喜んでるよ!
キ:はぁ…気持ちいい…。長旅で疲れが溜まってたんだよね、きっと。
チ:疲れが溶けていくって、こういう感覚なんだな…。
チャン: そういえばさ、ツートは何でガンマンになったの?
ツ:僕?僕はね…ある喫茶店のマスターに出会ったのがきっかけかな?
チャン:喫茶店のマスター?
ツ:そうだね。今思えば、幻影の迷宮に見せられた店に似てたな…。僕は、バイクが趣味で、ある日バイクで遠出してたんだよね。で、昼食をとってなかったから、たまたま店の旗が見えたから入ったんだよ。そして、そこのマスターと少しお話したんだ。そこのマスターは本が好きで、貪るように読むんだって。で、本が読めるように、儲からないお店を作ろうとしたんだって。
キ:へー!儲からないお店!変わってるね!
ツ:そうなんだ。で、マスターはね、自分はもう年老いているから、でも食べていかなきゃいけないから、最低限のものでいい、ゆっくり過ごすことをモットーにしておられて、例えば結婚とかも「今日の魚は美味しかったね」とかそういう会話が出来たらいいくらいで、なければなくたっていいし…みたいな。で、当時僕は何のジョブにしようか迷っていて…。魔力もないし、これといって特殊なスキルもない…そんな自分は何になれるんだろう…って。そこのマスターと会話して、自分が最低限出来ることを考えたんだ。銃なら魔力がなくても使い方さえわかればある程度誰でも使える。そして銃なら自分でも出来る…ってね。だからガンマンになったんだ。もちろん、ガンマンは、映画とかで観てたから憧れもあったんだけどね。…そうか、僕は最低限…と考えてガンマンになったのに、強さを求めるあまり、魔法具に頼って強くなろうと、自分のジョブのルーツやモットーを見失っていたな。幻影の迷宮が喫茶店だったのも、この事が関係してたのかな。
チャン:へー。そうなんだな!
ツ:チャン・ツカはどうして武闘家に?
チャン:オラはね!何か自然とそうなってた!元々身体を動かすのは好きだったし、住んでた山に師匠も住んでたから、格闘技を教わる機会もあったしね!この筋肉を活かせるのはやっぱり武闘家だなって!
ツ:筋肉イコール武闘家か。シンプルでいいね!
チャン:シーハはなんで勇者になったの?
シ:うーん…我の国に、エクスカリバーが地面に刺さってたんだけど、我、それ抜いちゃったの。ハマグッチ様に、エクスカリバーが地面に刺さってて、子供とかが触ったりしたら危ないし、シーハ、レベル高いし抜けるんちゃう?抜いてってお願いされてさぁ。そんで抜いたら勇者になっちゃった!ハマグッチ様、抜いたら勇者になれんねん!って後から言うんだもん!も〜!ハマグッチ様テキトー過ぎだよ!ホントどんだけー!
キ:なんか…めっちゃ軽く勇者になったんだな…。
シ:いや、我さぁ、ホントはハマグッチ様みたいに旅人になりたかったの!昔ハマグッチ様旅人だったんだって!でも勇者になっちゃったからさぁ!みんな喜んでるし、頑張ったの!
ツ:シーハは人々から望まれて勇者になったんだね。エクスカリバーも、もしかしたら、シーハを選んだんじゃないかな。…もしかして、燃えちゃったシーハの剣がエクスカリバー
シ:そうそう!
チ:ヤバイね。世界遺産レベルの伝説の剣燃やしちゃったね。
シ:や、いいんじゃない?古い剣だったし、重くて使いにくかったし!チーゴーの魔法にも耐えられないくらい劣化してたんじゃない?経年劣化?っていうの?我、今度は軽くて使いやすいの創ってもらうんだー♪
キ:いいのか?
シ:いいの、いいの!ハマグッチ様から、もうエクスカリバーはシーハの剣って言われて貰った物だし!
ツ:何でも斬れる伝説の剣を燃やしちゃうチーゴーは、やっぱりすごいな。
チャン:最初にエクスカリバーで実験してて良かったね。オラのトンファーだったらきっと一瞬でダメだったよね。エクスカリバーだから何秒かもったんだよね。
キ:強過ぎるのも大変だな。
チ:良かった、弁償とか言われたらムリゲーだったね。即GAME OVERだったよ。
チャン:チーゴーの弱点は弁償…っと。
チ:なんだよそれはw
チャン:みんなの弱点も知っといた方がフォローしやすいでしょ?
キ:なるほどね。まぁそうだな。ところで、なんでチーゴーは魔法使いなんだ?
チ:うーん…、まぁ稼げたら何でも良かったんだよね。ゲームとか漫画好きだし。で、魔力はあったし、魔法使いだと杖とか振っただけで、結構スゲーこと出来るじゃん?だから魔法使いになった。
キ:シーハより軽い理由で魔法使いになったな。
シ:でもお金稼ぐの大事だよね!
チャン:そうだよ!お金があるからこんな良い宿にも泊まれたりするんだよ!
ツ:みんなのジョブのルーツを知れて良かった。どんなジョブを選ぶのかって、結構その人の性格や望むもの、ルーツなんかも反映されるよね!
キ:そうだな。
チャン:うん!みんなのこと、さらに知れたね!
キ:…強くなりたいって、誰でも当たり前に思うもんじゃん?でも、みんなそれぞれ理由があるんだな。
ツ:そうだね。壁にぶつかる度にそう思うよ。強ければ、こんなに苦しい思いはしなかっただろうに…って。
キ:強いのって単純にカッケーじゃん?でも、強過ぎても、チーゴーみたいに困ることもあるし、強さってなんなんだろうな。
シ:強いのって憧れるよね。デルサータ王国を助けてくれたチーゴーやチャン・ツカに憧れて、我、修行の旅に出ようって思ったもん。
チャン:オラも、師匠みたいに強くなりたいって憧れ、あるなぁ。
チ:確かに強いのって憧れるよね。私も最初は強さはそこそこだったし…。色んな魔法を使えたり、敵をあっという間に殲滅したり…。確かにカッコいいよね。
ツ:みんな努力してるんだよね。単純に強く…っていうんじゃなくて、どんな強さを手に入れたいか…どれだけの強さが必要なのかは、人それぞれなんだよね。
チャン:ツートは考える力が強いんだね!
ツ:考える力?
チャン:そうだよ!オラにはない力だよ!
ツ:考える力…か。ありがとう。たまに自分は考え過ぎかなって思う時があるから、そう言ってもらえて嬉しいよ。 
キ:オレは魔力とか筋力とか物理的な強さがあるみんなが羨ましい…。憧れるよ。オレにはないもん…。
チャン:オラだって、キューン羨ましいよ!オラ手先はそんなに器用じゃないから、宝箱の鍵の開け方とかわかんないよ!壊しちゃいそうだもん!
キ:壊しちゃダメだろ…。ありがとな。
チ:私はコミュニケーション力が高いチャン・ツカが羨ましい…。いつもみんなを繋げてるのはチャン・ツカだからな。ぐいぐい行くじゃんw
チャン:そうかな?普通じゃないかな?
ツ:自分の強さって、人から言われないと気づかないものなんだね。いくらステータスを見れるからって、それだけじゃ、わからないなことも多いからね。
シ:我は何にしろ、チーゴーの力を受け止められる武器がほしい。みんなで協力したら、きっともっと進めるような気がする!
チ:私も、私自身の力を受け止められる武器がほしい。暴走してしまわないように。シーハじゃなかったら、もっと大変なことになってたはずだから。
ツ:僕は、魔法具を使うかどうかは、まだ考えたい。一歩間違えれば大変なことになってしまうから。
キ:オレは力がほしい。でも、どんな強さを手に入れたいかはオレもまだ考えたい。
チャン:オラは、魔法具よりも、自分の力を高めたい。やっぱり、自分の身体が資本だよ!魔法具は協力する時には必要かもだけど、基本は武器に頼り過ぎず、自分の身体で戦いたい!
ツ:みんな、意志が固まってきたね。