誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

KAT-TUN海賊記 ⚓22

上:オイ!お前ら誰だ!?
中:こいつら!俺達が知ってる勇者達じゃない!
ま:え!?えー!?
亀:俺達は勇者:シーハ、魔法使い:チーゴー、ガンマン:ツート、シーフ:キューン、格闘家:チャン・ツカと一緒に魔王軍と戦ったんだ!こいつら全員勇者パーティーの名を騙ったニセモノだ!
小:え!?そんな!勇者様達の名を騙るなんて!
千:え!?え!?どういうこと!?俺達はニセモノの勇者様達の装備を創ってたの!?
二:ニセモノ!?そんなはずは…!
勇者?:え、え、え、ちょちょちょ、ちょーっと待ったー!
戦士?:うわわわわ!
魔法使い?:どいてろトーマ!ハセジュン!話が通じる状態じゃねぇよ!
勇者?戦士?:カザポン!
上:問答無用だ!くたばれニセモノヤロウ共!!燃えちまえー!!!
▶火の魔法
ま:わー!店の中でやらないでー!
魔法使い?:俺のターン!出でよ!「ブルーアイズ・ホワイトウォータースライム」!
ま:わー!色んな意味で色々混ざってるもの召喚しないでー!著作権がー!
小:メタ発言だよ、まっすー! 
上:チッ!ヤッロォ!俺の魔法を相殺しやがった!
亀:舌う〜ちをしたぁ♪チッ♪ニセモノさん達、早く降参したほうが良いよ!上田が舌打ちするってことは相当キレてるってことだしね!
カ:はん!やるじゃねぇか!
二:ヤメて!ヤメてよ!この人達ニセモノじゃないよ!ちゃんと俺の鑑定眼で見たよ!ジョブに勇者って書いてあったよ!大丈夫だよ!
上:あ゙ぁん!?
二:睨まないでよぉ!怖いよぉ!
中:上田、とりあえずやめろ。一体どういうこと?
二:だからぁ!この人達、ニセモノじゃないよ!本物の勇者様達だよ!
亀:いや、だからさ、本物の勇者達じゃないって。俺達が知ってる勇者達とは違う人達だもん。
中:そうだよな。勇者は伝説では一時代に1人現れるって言われてるぜ?
上:俺達は、伝説の剣、エクスカリバーに選ばれた勇者シーハを知ってるんだぜ?まぁ、エクスカリバーは俺達と出会う前に既に燃え尽きたらしいから見てはねぇけど。
ま:エクスカリバーが燃え尽きた?どういうこと?よくわかんないけど、海賊さん達が知ってる勇者様達は、勇者の証、エクスカリバーを持ってなかったの?え?じゃあ、海賊さん達が知ってる勇者達の方がニセモノなのかな!?
亀:いや、あいつらがニセモノなわけがない!あいつらは魔王軍と戦い、平和をもたらした本物の勇者達だ!一体どういうことなんだ?
中:てゆうかさ、そっちが本物の勇者ならさ、なんで魔王との戦いの時にいなかったわけ!?
上:そうだよな!
カ:はぁ〜…言わんこっちゃねぇ…。いずれ誰かは批判するんだよ。トーマ、ハセジュン。
ト:だぁってさ、やっぱり復讐なんて良くないよ、カザポン!
ハ:そうだよ!復讐だけに人生を費やしちゃだめだよ、カザポン!
亀:どういうこと?
カ:はぁ〜…。とりあえず経緯を説明させてくれ。まず俺は黒の魔導師:カザポン。元魔王軍四天王のひとりだ。
KAT-TUN、ま、小、二、千:えぇーーー!!!
カ:そしてこの能天気なやつらが、勇者:トーマ、戦士:ハセジュン。
ト:能天気はないんじゃな〜い?カザポン!
ハ:ひどいよ、カザポン〜!
カ:うるせぇなバカヤロー共!無能なてめえらの代わりにこの俺様が御自ら説明してやってんだろうが!
上:俺らも相当口わりいけど、この魔法使いもなかなか口わりいなw
亀:勇者:トーマ、戦士:ハセジュン、黒の魔導師:カザポン…。ふ〜ん…。
中:とりあえず、勇者と戦士は悪い人には見えないな…。
カ:まぁ、とりあえず、俺様は魔王軍を裏切った。まだこの俺様が何も知らない無垢で絶世の美少年の頃に素質があるからって魔王軍に入れて、タダ同然でこき使いやがったからな!ブラック企業に辟易して辞めてお礼参りみてぇなもんだ!で、魔王軍に復讐してやろうと思って、パーティーを組んだまではいいが…。まぁ見てわかる通り、人選を誤っちまったわけだ。
ト:俺とハセジュンは、復讐なんて良くないって言って、とりあえず楽しいことをしようと思ってさ、温泉巡りにカザポンを誘ったんだよね!
ハ:そうそう!とりあえず僕の一族が経営する温泉旅館からスタートしたよね!
ト:まぁそんなこんなをしてたらさ、魔王との戦いに参加するタイミングを無くしたよね!まぁ、勇者は俺の他にもいるのは知ってたからね!
上:勇者なのに、魔王の事、他人事過ぎねぇ!?
亀:大変な戦いだったんだぜ!?
中:勇者なのにさ、無責任過ぎねぇ!?
ハ:…勇者だけがさ、魔王に立ち向かわなきゃいけないのかな?
亀:いや、勇者だけじゃねぇだろ!?魔法使いや戦士や僧侶や…色んな人達が立ち向かわなきゃいけないだろ!そん中でも勇者が先頭に立って戦わなきゃいけねぇんじゃねぇか!!
ハ:…勇者が先頭に立って魔王と戦わなきゃいけないなんて、誰が決めたんだろうね…。
中:う…言われてみれば…でも、数々の伝説なんかでも、魔王を倒すのは、勇者って決まってんじゃん!
ハ:さっき、勇者の証エクスカリバーは無かったって言ってたよね?今まで数々の伝説で、魔王を倒してきたエクスカリバーがさ…。それに、風のうわさで聞いたけど、今回魔王を倒したのは、勇者じゃなくて、魔法使いらしいね。
中:何が言いたいんだ?
ト:もしかしたら、この世界はバグが起きてんのかもしれないなっていう話だよ。
KAT-TUN:バグ!?
ト:世界の崩壊…の序章…かもね。本来ひとりのはずの勇者がひとりではない事や、勇者の証エクスカリバーの消滅、勇者ではなく魔法使いが魔王を倒した…。
亀:いや、正確には倒されてない…まだ情報が行き渡ってないから知らないんだろうけど、魔王は勇者達の仲間になったんだ。
ハ:え!?そうなの!?
ト:ワォ!
カ:まぁ、温泉巡りをしつつ旅をして、俺様達はその謎を追究していたんだ。まぁ、まだ何もわかってねぇんだけどな。
中:今までの伝説ではありえないことが起こってるんだな…。すみません、無責任とか言って…。
亀:すみませんでした。
上:悪かったな。
カ:…気にすんな、こいつらはそういう事を思われることなんか、とっくにわかってて魔王軍に復讐しに行く俺様を止めやがったからな!俺様もとっくの昔にこいつらに言った事だ!
ト:まぁね。
ハ:勇者が必ず魔王を倒さなければならないっていうことには疑問しかなかったからね。魔王は悪いやつだから倒されればいいとは思ってたけど、別に誰が倒したっていいと思うんだ。君達の知っている勇者でも、僕達が知っている勇者でなくてもね。
亀:…俺は疑問すら沸かなかった…。俺達は、魔王の事は、勇者に任せることが当たり前になりすぎてたのかもな…。
ハ:この世界の大半の人達はそうだよ。それが当たり前さ。だから、自分を責める必要はないよ。
ト:気にすんな!
カ:そうそう!こいつらバカみてぇにメンタルつえーからな!気にするだけ損だぜ!
亀:優しいですね…。
上:批判を恐れず仲間のために復讐を止めるなんて難しいぜ?
中:心の強い人達なんだな。
ト:えー!褒め過ぎ〜!単にアレだよ?世界のことより目の前の仲間を優先しただけだよ?
ハ:照れるよね!
カ:調子に乗るなよなw