誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

KAT-TUN海賊記 ⚓36

平:ちょっと近くの川にいくぞ。「聖」の使い方、軽くだけど教えてやるよ。ある程度は習得しとかんと武器は使いこなせねぇぜ。
中:何から何まですみません、ありがとうございます!

(近くの川)
平:まずは、この毒が染み込んだ布を川で洗濯してもらう。
中:はい!?せ、洗濯!?
平:そうだ。この間、武器の素材を探しに森に入った時に毒草の汁が掛かっちまってな。布の紫の部分が毒だ。
中:あぁ…はい、わかりました。
平:毒が触れても大丈夫なように、手に聖なる気を集めて覆うようにするんだ。
中:あ、はい、こんな感じかな?
平:そんでこの布を触って、こすりながら川で毒を落とすんだ。
中:な、なるほど…。
(ゴシゴシ…。)
中:うっ!いって!
平:聖なる気を上手く手に覆わせとかねぇと、毒が回るぜ?ただ手に聖なる気を覆わすのは出来ても、動かしながら気を覆わせるのはちと難しいぜ?
中:は、はい!難しいなぁ…。
(ゴシゴシ…。)
中:なかなか落ちないなぁ…。
(ゴシゴシ…。)
平:ただ手でゴシゴシやっても落ちにくいぜ?
中:ど、どうすれば?
平:手に聖なる気を覆わせるのに慣れてきたら、次は毒の染み込んだ布にまで聖なる気を伝わらせるようにするんだ。
中:な、なるほど、布も聖なる気で覆えば、解毒できるのか…。
(ゴシゴシ…シミシミ…)
中:手だけじゃなく、布も覆うようにするのなかなか難しいな…。
(ゴシゴシ…。)
中:あ、ちょっと紫の色が落ちてきた。
(ゴシゴシ…。)
平:おいおい、そんなペースじゃ、日が暮れるぜ?聖なる気の量を増やしな?
中:わ、わかりました。
(ゴシゴシ…シミシミ…マシマシ…。)
中:ふぅ…結構疲れるなぁ…。
平:そりゃ疲れるさ。聖なる気を、手に一点集中をさせ、持続させながら、範囲を広め、さらに強くしてるんだからな。
中:洗濯してるだけなのに、結構大変な行程ですね。あ、でも結構落ちてきた!
平:ただの家事が修行にもなるんだぜ。
中:頑張って家事ヤロウ!!!
平:ただ、肩に力入り過ぎると負担がデカいからな。肩の力を抜いて気楽になるべく自然にやるんだ。身体に習慣づけさせるんだ。
中:なるほど!