亀:…霧だ。みんな…何処だ…?探さなきゃ…木村船長みたいに…俺が…みんなを…探さなきゃ…助けなきゃ…。俺が…俺が…探せるのか…助けられるのか…?木村船長みたいに…。船長…みたいに…。
中:…なんか…眠い…あれ…?なんで俺…こんな霧の中にいるんだろ…思い…出せない…。大事な…大事な事だった…気がするのに…大事な人達といた気がするのに…あれ…?何でだろ…誰だろ…?思い…出せない…。
上:…あの時と同じだ…クソッ…みんな…!クソッ…動けねぇ…!動けよ…俺の身体…!クソッ!クソッ!この冒険の為に…みんなを守る為に、さらに鍛えてきたのに…!やっぱり…やっぱり、ダメなのか…?
チャン:…身体がふわふわする…。なんか…いい匂いがする…美味しそうな…いい匂い…。懐かしい…お母さんの手料理だ…。あぁ…!消えていく…!消えないでよ…!
シ:…みんな…どこ?…さみしいよ…こわい…。こんなとこイヤだ…デルサータ王国に…帰りたい…。ハマグッチ様…みんな…。
キ:…真っ暗だ…こわい…みんな…怖いよ…。明るいところに行きたいよ…。こわい…こわい…こわい…。
ツ:…コーヒーの良い香り…あの時の匂い…みんな…しっかりするんだ…。じゃないと…みんな、僕みたいに…GAME OVERになってしまう…!みんな、返事をしてくれ…!
ポ:みんな!飲み込まれちゃだめキュイ!幻影の迷宮はみんなの心の中に迷宮を創るキュイ!心の中までは、僕は助けに行けないキュイ!みんな!しっかりするキュイ!…みんな、僕の声…聞いてキュイ…届いてキュイ…。
チ:…みんな…みんな…みんなを探さなきゃ…。みんなが見えない…そうだ…探索の魔法…ダメだ…効かない…どうすれば…。ハッ…魂…魂を繋げるんだ…魂なら大丈夫だ…!何処でだって、魂は繋がることが出来るんだから…!大野さんとの特訓を思い出すんだ…!
シ:あ…!青い光が見える…なんだろ…あ!チーゴーだ!チーゴーの魂の色だ!我も…輝かなきゃ!
キ:明るくなっていく…!怖くない…!オレも…魂を輝かせなきゃ…!
チャン:なんだ…?青い光と赤と紫の光…チーゴーとシーハとキューンだ!よし!オラも!
ツ:わぁ…青と赤と紫と黄色の光…光り輝く星のような魂の光だ…あの光に手を伸ばそう…僕も輝いて、繋げるんだ!
亀:…なんだ?青と赤と紫と黄色とピンク色の星が見える…星が5つ繋がって、まるで1つの星座みたいだ…。アイツらだ…アイツらが輝いてくれてるんだ…!
中:…何?…キレイな、星の光…行かなきゃ…なんか…わかんないけど、行かなきゃいけない気がする…。
上:アイツら…!光り輝いて道標になってくれてるんだ!あの光に向かって進むんだ!動け!俺の身体!!
ポ:…キュイ!みんな…輝いていくキュイ…!魂が輝いていくキュイ…!幻影の迷宮が、みんなの身体の中から打ち砕かれていくキュイ!!