誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

KAT-TUN海賊記#27

亀:どうなってんの?
コ:あのさ~…亀…。
亀:何?大事なネックレス見つかった?
コ:見つかったんだけど…。
亀:ん?金の泉に誰かいる…。
金の泉の精霊:金の泉の精霊です。
亀:あ、初めまして…。…は?
コ:なんかさ、この金の泉の精霊がさ、俺が探してたダチはお前だっつってんの。転生したんだって。
亀:え?そうなの?
コ:らしいんだけどさ…。わかんねぇよな…。
亀:急に言われてもな…。まぁとりあえずネックレス見つかって良かったな!
コ:おう!これだわ!銀の翼のネックレス!金の方はおまけしてくれた!
亀:ん…?この銀の翼のネックレス…なんか…見覚えが…あるような無いような…。 
コ:どこでも売ってるようなデザインだしなぁ…。
金の泉の精霊:信じられないようでしたら、特別に貴方の魂の記憶を呼び覚ましましょうか?
コ:え!?そんなんしてくれんの?
金の泉の精霊:このままだと私の言う事は信じられないようですし。
亀:じゃあ、お願いします!
金の泉の精霊:ではお見せしましょう。
亀:…うわ!何か色々頭の中に…!あ!コーキだ!あー!
コ:え…大丈夫かよ、亀?
金の泉の精霊:一気に情報が表に出てきましたからね。でも大丈夫ですよ。
亀:…わぁ、ビックリした…。なるほどなぁ…前の俺…死ぬ前にネックレス渡したんだな、また会えたらいいなって。
コ:…そう、そうなんだよ!
亀:そっかぁ…。
コ:う…。
亀:泣いてんの?
コ:そりゃあそうだろ…。結構長い間探したぜ?
亀:…記憶、戻ったけどなんか…映画見たあとみたいな…あんま実感ない感じ…なんて言ったらいいんだろ?
コ:そりゃあ、記憶はあるけど別人なんだからしょうがなくね?今のお前は、俺の知ってる前のお前じゃなくて、海賊で、色んな経験してきたんだから、そりゃそうだろ。
亀:…なんか、ゴメンな。
コ:お前が謝ることねぇじゃん!そうだ、改めてお願いがあんだけどさ!
亀:ん?なに?
コ:あのさ、ダチのことは、俺もまだ心の整理がついてないからさ、それとは別にさ、お前の事気に入ったからさ、ダチになってくんない?
亀:…もうダチじゃん!
コ:ありがとな!…ん?
亀:どうしたん?
コ:いや、亀の身体さ、光ってねぇ?
亀:え!?うわ、ホントだ!
金の泉の精霊:魂が光の世界から呼ばれてますね。どうやらお帰りになる時間です。
コ:え!?マジかよ~!もっと冒険したかったのに!でもしゃあねぇか、お前イイやつだから、きっと、あっちの仲間もお前の事、探してるよな…。
亀:寂しくなるな…。
コ:だな…あ!
亀:ん?
コ:あのさ、これ持ってけよ!銀の翼のネックレス!元々前のお前のだし!
亀:いいの?
コ:友情の証ってやつだな!俺の事、忘れられても寂しいじゃん!
亀:俺も寂しい…。
コ:次会うときは、ちゃんと死んでから来いよな!
亀:なんじゃそりゃ!…またな。
コ:おう!またな!