誇り高きカンサイ人

思いつくまま、時には考えながら…言いたいことを普段言えない性格なのでブログで匿名で思う存分書いてみよう的な…。

KAT-TUN海賊記 🏰3

(パーン!パパパーン!ドーン!ドーン!!)

上︰お!見えてきた!龍を祀る王国だ!相変わらずド派手な花火やってんなー!

亀:不思議だよねぇ…昼間なのに、ハッキリ花火が見える…。

中:魔法の花火だな!いかに龍を祀る王国のお抱え花火師の魔力が凄いかだよな!

上︰た〜まや〜!!

亀:か〜ぎや〜!!

中:その掛け声の由来は…。

亀:あ!王国の門が見えてきた!門の前に、色んな船や車がある!あそこに船置いといたら良いっぽいな!行こう!

中:俺の話…。

上︰長くなりそうだからまたな!

中:チッキショー!

亀:お!お笑い芸人さんみたい!

上︰お!やるやん!

中:まぁな!!

 

(龍を祀る王国の門の前)

 

亀:めちゃくちゃオープン!ウェルカムな感じだね!さっ!船を降りよ!

中:王国は、もうフェスティバルな感じだな♪屋台いっぱい!!

上︰久しぶりに来たけど、相変わらず年がら年中お祭り!って感じの国だな!

亀:めちゃくちゃ沢山の人がいるね〜!

中:そうだな!それに人外の存在も沢山いるな!

上:お!あそこに妖精も沢山いるぜ!

 

(龍を祀る王国の中)

 

国民︰お兄さん達いらっしゃい!焼きそばあるよ!それとも焼き芋が良いかい?肉まんもあるよ!

国民︰わ~い!わ~い!お祭り♪お祭り♪

国民︰ねぇねぇ!お母さ〜ん!龍のお面買って〜!

国民︰お父さ〜ん!肩車して〜!

国民︰楽しいなぁ!

国民︰うん!この間の大サーカスフェスティバルや、アイススケートショーや、魔法の遊園地や、戦隊ヒーローショーとかも楽しかったけど、今日のお祭りも楽しいね!

国民︰どれ食べようかな?クレープにチョコバナナ、りんご飴にかき氷…う〜ん…迷うなぁ…。

国民︰なぁなぁ聞いたか?なんでも、昨夜、勇者様達がお城に来られたらしい!それで今夜は歓迎の宮廷舞踏会が開かれるらしいぞ!

国民︰へ〜!勇者様達が!こりゃあ、めでたい!今夜は特に盛大なパーティーになるだろうなぁ!

国民︰じゃあ今夜は思いっきりオシャレしなきゃ!楽しみね!

上︰へぇ…勇者達も来てるんだな。

亀:たぶん、勇者トーマさん達の方かな。

中:たぶんな。

上︰じゃあ城に行って確かめるか!

 

 

 

KAT-TUN海賊記 🏰2

上︰たっっっ…のしかっっったぁーーーーー!!!!さぁっっっ…て次はどこ行くよぉ!?

亀:いやいや、普通に、龍を祀る王国に行ったらどうかな?

上︰え?なんで?

亀:いやいやほら…。

中:もうひとりの勇者達も、そろそろ何か解って、龍を祀る王国に報告してんじゃねぇかなって事。あれから結構経ったし。何にしろ、龍を祀る王国は何かあるって思ってたり解ってることがあるから、勇者達に世界の異変の調査を依頼したんだろ?

上︰あぁ…そうか…なるほどね!

亀:てなわけで、行き先は龍を祀る王国で!

上︰ラジャー!

中:ヤマダくん達に、バミューダ空域の抜け道教えてもらったし、じゃあレッツゴー!

亀、上︰レッツゴー中丸!!

 

(もうひとりの勇者達)

トゥルー:おかえりなさいませ。

ト:待っていてくれてありがとう。

トゥルー:…凄い力を感じます。その剣は?

ト:ん?あぁ…神様達からの贈り物だよ。

トゥルー:…強い力は良くも悪くも影響が大きい…。ですが…貴方様なら大丈夫でしょう…勇者の目をされている貴方様なら。

ト:…ありがとな。

カ:トーマ、マジの勇者になってきたな。トゥルー…お前にとっては複雑だろうけど、俺達は調査結果を報告するために龍を祀る王国へ行きたい。いいか?

ハ:ゴメンね、でも…行かなきゃならないんだ…僕達だけでは辿り着けない。君の力がいるんだ。

トゥルー:…仰せのままに…。

剛︰俺らもえぇか?

光一︰頼むわ。

長瀬︰…光ちゃん、剛くん、トーマ、ハセジュン、カザポン…俺も…見届けていいかな?途中参加だし、みんなみたいな凄い人でもなんでもない、ただの通りすがりの吟遊詩人だし…部外者かもしれないけど…。

光一:…何を言うてんねん!部外者ちゃうわ!

剛︰せやで。もう長瀬と俺らはパーティーや!もう仲間なんやで!

長瀬︰光ちゃん…剛くん…。

ト:俺達は、もう同じ過去を旅した仲間だよ!

ハ:遠慮しないで!

カ:何今更、部外者とか言ってんの?

長瀬︰トーマ…ハセジュン…カザポン…みんな…ありがとーーーーー!!!!!

光一︰!!グワー!!急に抱きつくなや!!

剛︰苦しいわwww!

ト:アハハ!

ハ:ハハ!

カ:はぁ…しょうがねぇな!旅は道連れ世は情け…だな!

トゥルー:…では参りましょう。

勇者達:オーーーーーー!!!!!!

 

 

 

KAT-TUN海賊記 🏰1

上︰さぁ…て、とぉ!!んじゃ!ラピュタへの旅も楽しんだし、地上に戻りますかぁ!!

中:だな!

亀:大変だったけど、楽しかったね!色んな人に会えたし!!

上︰俺達は旅を楽しんだ!あとはこの世界の平和が続くのを祈るのみよ!!

中:世界が平和を維持するのは大変だろうな…。

亀:そうだね…。

村:ん?なんやなんや?雁首揃えて!えらい難しい顔してるやないか!

中:いや…平和を維持するのは難しいだろうなって…。

村:そらぁ大変やわ!でもな!よぉ皆を見てみ!皆えぇ顔してわろてるやろ?やっぱりな、皆、笑えてる時が、一番幸せなんやわ!この大事さを知ってたら、案外イケるんちゃうかなって俺は思うんや!俺らは、海底のカンサイ大陸で、俺らカンサイ人だけで先祖代々生きてきた!ポセイドンやら色んな存在の力も借りながらな!こんなふうに、約1000年も越えて、ご先祖さんと再会も出来た!お前ら地上の人間ともこうしておれる!こんだけできる俺らや!きっと大丈夫や!!

上︰…めちゃくちゃ自信あるな!なんか元気出たわ!なんか説得力あったわ!

村:ハハハ!せやろ!?

中:そうですね…そんなふうに言ってもらえると、なんだかイケそうな気がしてきました!

亀:うん…俺も!イケそうな気がしてきた!ありがとうございました!

村:いやいやえぇって!大したこと言うてへんしな!大したことのない事やけど、平和の為には、笑顔の積み重ねが大事なんやろな!

中:そうですね!

上︰あぁ!

亀:大事な事を学べた気がする!

 

(出発)

 

上:じゃあな!みんな!!

中:ありがとーーー!!

亀:ありがとね!じゃあ!出航ー!!

村上達:ほな!元気で!!また会おなー!!!

 

 

 

 

KAT-TUN海賊記 🏛21

光:…やっばいやん…なんちゅう…いや…何ともよぉ…言われへんわぁ…。

剛︰…勇者って…勇者の剣って…こんな始まり方やったんか…。

長瀬︰めちゃくちゃだよ…。

ト:えぇ…勇者って…こんな…全然知らなかった…。

カ:人間は、たいてい自分達に都合の良い事しか伝えないからなぁ…。

ハ:…ひどいね…魔王が、魔法使いチーゴー達の仲間になって、もう魔王というか、粛清者の役じゃなくなって良かったね…。

ヤラ︰だが…世界のバランスが邪悪に傾く度…封印されしマガツヒノカミの力は増し、どんどん巨大化していっている…。粛清者がいない今…それが課題なんだ…。

剛︰…俺らだけでは解決せぇへん問題やな…一回、俺らの依頼人、龍を祀る王国に報告しに行こ。

ト:…さて…どうしたもんかなぁ…?

ヤラ︰…大天使マリウスに選ばれし勇者トーマよ。

ト:ん?

ヤラ︰神々と大天使より、そなたが過去を知った後に渡してほしいとこれを預かっている。

ト:え?

ヤラ︰これだ。

ト:…剣?

ヤラ︰そうだ。創造の神々と、大天使の力が込められた、『創造と癒しの剣︰クリエイティブ・ヒールソード』だ。空、海、大地を創り、癒す剣だ。

光:また凄いもんを…!

ヤラ︰破壊剣エクスカリバーだけでは世界は救えなかった…。世界を新たに創るには、破壊と創造はセットなのだ…。だから光の世界の神々と大天使は、この剣を創ったんだ。この剣を与えるにふさわしい者が現れるのを待っていた。まぁまさか、破壊剣エクスカリバーを、破壊神自ら破壊するとは思わなかったがな…。

ト:…これで世界を救え…と?

ヤラ︰そうだ。

ト:…ちょっと考えてみる。自分はこの剣に相応しい勇者なのか…どのように使うかをキチンと考えないと、最初の勇者と同じく、邪悪な道に走ってしまうだろうから…。

ヤラ︰フッ…それでこそ、大天使マリウスが選んだ勇者だ…。

ト:…ありがとう。色々教えてくれてありがとう!とりあえず皆と相談するよ!俺は最初の勇者と違って、自分以外を排除しようなんて…するつもりはないから。

ヤラ︰あぁ…ありがとう、勇者トーマよ。では皆、時の扉の前まで送ろう。

光:ありがとうな。

剛︰ありがとう。

長瀬︰色々ありがとね!

カ:色々考えさせられたぜ…魔王の事や、世界の事なんかもな…ありがとよ。

ハ:ありがとうございました!

ヤラ︰…世界を…頼む…。

 

KAT-TUN海賊記 🏛20

人間2:おいおい!何なんだここは!?

マリウス:この大天使の翼の中は、癒空間になっています。周囲に危害は及ばず、また貴方を癒す空間です。ですが気をつけて。破壊剣エクスカリバーは強い。

じいちゃん:御配慮有難く頂戴致しまする…大天使マリウスよ…。

マリウス:ご武運を…。

人間2:関係ねぇな!この破壊剣エクスカリバーで破壊してやるよ!まぁまずはジジイ…お前だ!ひヒャヒャヒャひひひ!!

じいちゃん:…哀れな…破壊剣エクスカリバーを自分の力と思い込んでいるのか…。過ぎた力は人を狂わせる…なんと哀れ…。

人間2:うるせぇよクソジジイ!!俺が正義だ!強い俺が!逆らう奴らは皆破壊!!俺以外は全て悪者!!俺以外の生物は全て魔物だ!俺以外の生物は得体の知れない怪物だ!たった一人で悪者と戦う俺は勇気ある者、勇者!!お前は俺に歯向かう者!!さしずめ魔物の代表…魔物の王!そうだ…あのクソガキ…マオウとか言ったな?喜べジジイ!愛する孫と同じ名で呼んでやる!お前は魔王だ!!

じいちゃん:…貴様にとっては魔王か…それも良かろう…じゃがのぉ…いくら貴様が自分で勇者と名乗ろうがそれは、ただ、破壊剣エクスカリバーの力を借りた…いわば虎の威を借る狐じゃ…勇気ある者のやることではないわい…。

人間2:ハン!破壊剣エクスカリバーを借りた?馬鹿が!!もうこのエクスカリバーは俺の物!!破壊神ゴセキの破壊剣エクスカリバーではない!!この俺、勇者の剣、エクスカリバーだー!!!!!

じいちゃん:…マオウ…見守っておくれ…じいちゃん…マオウが泣かずにすむ世界を創るからのぉ…。

人間2:いくぜー!!

じいちゃん:来い!!偽りの勇者よ!!

 

 

 

 

 

戦いは三日三晩続いた…。

勝負は相討ちだった…。

エクスカリバーで気が狂った偽りの勇者は…神々と天使の祝福を受けた最後の子であるじいちゃんをエクスカリバーで破壊した後、自らをもその強大な力で破壊した…。

マガツヒノカミの気配は消え去り、封印は守られた…。

生き残った人間達は復興に努めた…。

人間以外の生物達は、人間達への不信感を捨てられず、人間達と袂を分かつことになった…。

人間達もまた、自分達人間と異なる存在である人間以外の生物を、魔物やモンスターと称し、敵対していくこととなる…。

大天使マリウスは破壊剣エクスカリバーが二度と邪悪な者に触れられぬよう、エクスカリバーが本当の勇気ある者を選べるように祈りを込めた…。

じいちゃんは破壊される前にこう祈った…。

 

じいちゃん:マオウ…隅の方でうずくまって泣いて…そうか…お前はずっと…泣いていたのじゃなぁ…生まれ変わったら…黒幕に…なりたい…マオウが泣かずにいられる世界のストーリーを…。例え人から悪者と…魔王と呼ばれようとも…。泣くな…マオウ…じいちゃんが…ずっと、ずっと、ずぅっと…優しいお前が笑顔でいられる世界を…支えるからのぉ…。

 

 

 

 

 

 

神々は…人が魔王と呼ぶ存在を、感謝を込め、粛清者(調停者)と定めた…。

魔王は世界のバランスが邪悪に傾くと現れ、勇者により倒されると、世界は平和になる…。

魔王は何度も何度も生まれ変わり…世界のバランスを支えることとなった…。

破壊神ゴセキの生まれ変わり…魔法使いチーゴーが、目の前に現れるまでは…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは私の実体験も混ぜ混ぜしている。

何かを創り出さなければ、あの出来事は何も生らずただ消えるだけのような気がして…。

決して復讐のためではない。

 

 

 

 

偽りの勇者の破壊衝動は周りの存在を破壊し尽くしても消えず、とうとう自分をも破壊した…。2023/06/12、なぜ偽りの勇者が自分を破壊したのか、解った。

 

 

2023/06/14、なぜ、勇者達は、神のご加護などがあるにも関わらず、使うのは神の力ではなく『魔法』なのかわかった。

破壊剣を持つ偽りの勇者に、神力を破壊されたから…。なぜ魔法を使うことに疑問を持たなかったのか…それは、長い歴史による忘却と…価値観の破壊。

 

いわゆる正義がいわゆる善とは限らない…。

KAT-TUN海賊記 🏛19

人間達:が…ぐ…うぅ…。

人間2:フ、ふハは、フハはハはハハはハー!ヒヒ、ヒハヒ、フヒ、ふふふ、ふははははー!!最強!神!俺は破壊神だー!!全て!全てを俺が!!破壊デキる!!フハハハハー!!この力が!エクスカリバーがあれば!誰も俺に逆らえやしない!ハハはハハはー!!!!

じいちゃん:ぐ…うぅ…。

マオウ:…。

マリウス:!!な…何てことを…!

人間以外の生物達:…ひ、酷い…ミフル様がお創りになられた空が…ポセイドン様がお創りになられた海が…ソウ様がお創りになられた大地が…神々がお創りになられた人間達が…何てことだ!!

人間2:あぁ…ようやく来たか…エデンの者達よ…お前達も破壊してやる…そうすれば良かったんだ…そうすればもう…俺に罰を与える者はいない…そうすれば良かったんだ…ふ…フヒひ…フハハハハハハー!!

マリウス:な、何て邪悪な魂…マガツヒノカミの気配が…力の強いエクスカリバーを手にして、もう…気が触れてしまっている…。

人間以外の生物達:あぁ…もはや…手遅れだ…なんという事を…。

マリウス:…止めなくちゃ…マガツヒノカミの気配が強くなっている…このままじゃきっと…マガツヒノカミの封印が解けてしまう…そうすればもう…世界は砕けるよ。

人間以外の生物達:…我らもお供します…大天使マリウスよ…。例え我らの身が塵になろうとも…。

マリウス:…ありがとう。とにかくまずは傷ついた者達の回復だ。

▶大天使の癒し

じいちゃん:う…あぁ…回復していく…。

人間達:あぁ…ありがとうございます…大天使マリウスよ…。

マオウ:…。

じいちゃん:…マオウ?

マオウ:…。

じいちゃん:マオウ!マオウ!!返事しとくれ!!!マオウー!!!!!

人間2:…ふ…くたばったか…ガキめ…。

マリウス:あぁ…遅かった…あぁ…何てこと…。

人間以外の生物達:許さぬ!災厄の神マガツヒノカミに穢された忌まわしい人間!!人間!!お前達がマガツヒノカミの嫉妬を跳ね除けていればこんなことには!!我らは惑わされなかったのに!!

人間5:そ、そんな無茶な!わ、私達が生まれる前の事…!!

人間6:人間と、人間以外の生物ではやはり相容れぬのだ…!生きている長さや心も違う!!

人間3:勝手な事言うなよな!!

人間4:そうだ!そうだ!!

マリウス:お止めなさい!!争っている場合ではない!!おそらくその争いが、マガツヒノカミの力になるのです!!今は皆で協力する時です!!!

人間以外の生物達:マリウス様…。

人間達:…。

人間2:ふ…ムダだ…ムダムダ…ムダだ!!このエクスカリバーがあれば!俺は無敵だー!!!!!

マリウス:…破壊神ゴセキのエクスカリバー…手強いですね…!

じいちゃん:…大天使マリウス様…。

マリウス:?

じいちゃん:すみませぬが…貴方様の御力で、ワシとあやつの2人にさせてもらえませんかのぉ…?

マリウス:え!?何を言ってるんだい!?

じいちゃん:他の者たちを…いや…何よりも、ワシの大切なマオウを巻き込みたくはない…もう…これ以上傷つけられたくはないのじゃ…。あやつはワシが倒しまする…例え…相討ちになろうとも…。

マリウス:…。

人間3:え!?ラッキー!あんな恐ろしいヤツと戦わなくて済む!!

人間4:あのジジイ強いんだし、任せちまえ!!

人間5:な、何てことを!協力すべきだろう!?

人間6:そうだ!そうだ!!

人間7:で、でも…あんなやつ…敵わないよ…。

人間8:そうだよ…エクスカリバーは無敵だから…。

人間以外の生物:それでも立ち向かうべきであろう!!

マリウス:…神々と天使に最後に祝福を受けし子よ…貴方を信じます。

じいちゃん:感謝致します…。

人間、人間以外の生物達:え!?

人間2:おいおい舐めるなよ?

マリウス:貴方の覚悟…この大天使マリウスが見届けます。

▶大天使の翼の中

 

 

 

 

 

 

 

KAT-TUN海賊記 🏛18

人間2:う、うわー!!

人間3:あ!うわ!お前!逃げんなよ!

人間4:俺達を置いていくなよ!!

じいちゃん:仲間を置いて逃げるとは…!とりあえず、残った2人、お仕置きじゃ!!

人間2:うわー!

じいちゃん:な、何じゃ!戻ってきた!?

人間2:くらえー!!

じいちゃん:そ、それは!エクスカリバー!!

人間2:こうなったらみんな破壊してやる!!みんな消えちまえーーーーー!!!

 

(ズギャシャーーーーーーーーーー!!)

 

人間達:ウ、ウワーーーーーーーー!!

 

(エデン)

 

神々:!?

ミフル:マガツヒノカミの気配が…強くなった!!ショーリの身体が!震えてる!!

ポセイドン:マガツヒノカミの封印が…!

ソウ:このままじゃ砕けちゃう!!

ミフル:全力で抑えるんだ!!

ポセイドン:ここで抑えなきゃ!世界は終わりキュイ!!

ソウ:封印が砕けたら終わりだ!!力を全部使うよ!!

神々:力を合わせよう!!

 

 

KAT-TUN海賊記 🏛17

(人間の里)

じいちゃん:う…いてて…。

マオウ:!!じいちゃん!!生きてたの!?

人間2:う…うわ…。

人間3:い、生きてたのか!ジジイ!!

人間4:う…うわ…うわー!!

じいちゃん:き、貴様ら…!

マオウ:うわぁ~ん!じいちゃ〜ん!!!

じいちゃん:ふぅ…年長者の言うことを聞かん青二才共が…ちとお仕置きが必要なようじゃの?

人間5:い、一体何がどうなって!?

じいちゃん:スマンのぉ、詳しい説明は後じゃ…マオウ、こちらへおいで。

マオウ:うん!

じいちゃん:マオウ、ひどいケガをしておる…こやつらにやられたのか?

マオウ:うん…そうなんだ…。

じいちゃん:ほぉ…。

人間6:ろ、老師!?

人間7:あの温厚な老師が…怒っておられる!!え!?お前達一体何がどうなってるんだ!?

人間8:ま、まさかお前達、嘘を!?

人間2:い、いや!違う!!違う!!

人間3:ひ、ひぃ~!

人間4:ま、待ってくれ!話を聞いてくれ!!

じいちゃん:問答無用じゃ!!わしの可愛いマオウを傷つけたのじゃ!!許すわけがなかろう!!

 

(ドカーン!!!)

 

マオウ:ス、スゲェ!じいちゃん!筋肉ムキムキだぁ~!!!!!

人間5:神々に最後に祝福を受けた老師の本気モード!!

人間6:大地と植物の神ソウ様がお創りになられた、大地が…震えている!!

人間7:海の守り神ポセイドン様がお創りになられた海が荒れ狂っている!

人間8:光と天と太陽の神ミフル様がお創りになられた空から、雷と雨と風がまるで怒り狂っているように降り注いでくる!!

マオウ:うわぁ!じいちゃんスッゲーなぁ!!!!!

 

 

 

 

最初は少年マオウが覚醒するのもうっすら考えてたけど、途中で最強のジジイがほしくなったんだよね…。

KAT-TUN海賊記 🏛16

(エデン)

マリウス:!?なんだか…嫌な感じがする…!

ポセイドン:あぁ…嫌な感じだ…なんなんだろキュイ…?

ソウ:マガツヒノカミの気配がする…。…人間の里から…?

ミフル:…確かに…これはマガツヒノカミの気配…呪いを受けたショーリから目を離さないようにしよう…。

人間以外の生物:神々よ、我らが様子を見てきます。ショーリ様から離れない方が良い気が致します。

ミフル:すまない、頼んだ。

マリウス:僕も行くよ。

ソウ:マリウス!危険かもしれないよ!僕が行くよ!

マリウス:神々である皆はエデンから…ショーリからなるべく離れない方が良い気がするんだ。大天使である僕が行った方が良いと思うんだ!

ソウ:マリウス…頼もしくなったね!

ポセイドン:マリウス強くなったキュイ!

ミフル:…じゃあ、頼むよ、マリウス!

マリウス:うん…任せて。

 

KAT-TUN海賊記 🏛15

人間2:…ど、どうしよう…どうしよう…!

人間3:し、知るかよ!だ、だいたいこのジジイが…!

人間4:そ、そうだぜ!このジジイが文句つけて来てよぉ…そんで…!!

人間2:う…うわぁ…ヤバイ…ヤバイよ…とんでもない事しちまった…!

人間3:…こ、こんな事がみんなに知られちまったら…!

人間4:こ、このジジイが悪いんだ!俺達に逆らいやがったから!

人間3:そ、そうだよなぁ…このジジイが悪いんだ…俺達に逆らうから…。

人間2:…そう…そうなのかな…?

いや、そ、そうだよなぁ…このじいさんが勝手に…足を滑らせて…へへ…そうだよなぁ…。

人間4:そ、そうだぜ…ちょっと押しただけで、足滑らせてよぉ…弱過ぎるこのジジイが悪いんだよなぁ…。足滑らせて頭打ったのはこのジジイなんだからな…。

人間3:そ、そうだよなぁ…俺達はちょっと押しただけなんだからよぉ…。

人間2:そ、そうだよ…。

マオウ︰じいちゃーん!!どこー!?

人間2:や、やべぇ…!

人間3:み、見つかったらやべぇ…!

人間4:う、うわぁ…!

マオウ︰あ!お前達!じいちゃんがどこに行ったか知ってるか……え……じ、じいちゃん…?

 

(じいちゃんは頭から血を流し倒れていた)

 

マオウ︰じいちゃん!じいちゃん!じいちゃん!!起きてー!!じいちゃーん!!!

人間4:う…お、俺達は知らねぇよ!逆らいやがったこのジジイがわりぃんだ!!

人間3:そうだ!そうだ!!

人間2:お、俺達は悪くないんだー!!

マオウ︰お、お前達が…じ、じいちゃんを…!!

人間3:さ、騒ぐなよ…ほ、他のみんなに知られちまうだろ!?そ、そんなことになったら…!!

人間2:お、俺達どうなるの…!?

人間4:…ガキ…黙れ!!

マオウ︰うるさーい!お前達が!!じいちゃんをー!!!!!

人間2:…う、うわー!!!

(ドゴッ!!)

マオウ︰うわぁー!!

人間4:お、おい…!

人間2:…お、俺達はもう…終わりだ…ジジイをやっちまったんだ…へへ…1人やったんだ…1人も2人も大して変わんねぇよ…な?そうだよなぁ…?

人間3:バ、バレたらもうホントまじで終わりだ…。どんな罰を受けるか…。神々にまで知れたら…!!

人間4:う…そうだよな…こ、このガキもやっちまえば…誰にも…バレねぇ…よな?

人間3:…そ、そうだよなぁ…。

人間2:そうだよなぁ…そうだよなぁ…。

人間4:悪く思うなよ、ガキ…恨むなら弱いくせに俺達に逆らいやがったジジイを恨め…。

マオウ︰…弱いから…奪うのか…?

人間2:え…?

マオウ︰…弱いから…?

人間3:お、おうよ!弱いやつが強いやつに逆らいやがったのが悪いんだ!

人間4:そ、そうだ!そうだ!!

マオウ︰…そうか…強いやつには弱いやつは逆らっちゃいけないんだな…?

人間2:な、なんだよ…なんだよ…!うるさいよ!もううるせー!!

(バキッ!!)

人間2:!!?い、いってー!!!

マオウ︰強いやつには逆らわないんだろ!?

人間3:な、なんだお前ー!!

人間4:ガキー!!!

(ドカッ!バキッ!バキッ!)

マオウ︰ウギャー!!

人間2:俺達に逆らうから悪いんだよー!!

人間3:このクソガキー!!!

人間4:くたばっちまえー!!!お前もジジイみたいにくたばっちまえー!!!

マオウ︰うわぁーーーーーーー!!!

人間5:な、なんだ、なんだ!?

人間6:な、何やってるんだ!?お前達!!

人間7:こ、こんな小さな子になんてことを!?

マオウ︰(た、助かった…) 

人間8:お、おじいさんが倒れてるぞ!!ま、まさか…お前達…!!

人間2:ち、違うんだ!!こ、このガキが…!!

人間3:そ、そうなんだ…このガキが…おじいさんを!

人間4:そ、そうなんだ!このガキがおじいさんに悪さをしたから、お仕置きしてるんだ!!

マオウ︰ち、違う…違う…こいつらが…じいちゃんを…!!

人間3:おいおい!嘘をつくなよクソガキ!!

人間4:言い訳なんか聞きたくないんだよ!!

マオウ︰お、お前達が悪いんだろ!?

人間2:態度悪い!!

マオウ︰な、何言ってるんだ…!?

人間2:態度悪いって言ってんだよ!!それが悪い事やっちまったやつの態度かよ!?反省しろよ!!

マオウ︰な、何言ってるんだ!?お前…なぁ…みんなコイツらが…じいちゃんを…!

人間5:だ、だが…私達は何も見ていない…し、慎重に判断せねば…!

人間6:おい?マオウ…普段声を荒らげたりしないこいつらがこんなに怒るなんて…お前、何かしたんじゃないのか?

人間7:何かあった時にはたいていお互いが何か悪いことをしたんだ…。

人間2:あぁ痛い…マオウのやつ、自分が悪いクセに殴ってきやがって…!

人間8:普段優しいこいつらだから、お前も反抗してやり過ぎたりしたんだろ?

マオウ:…。(コイツラニイッテモムダダナ…。)

 

(マオウの魂の背中がトンッと押され体から抜け出た気がした。暗い崖の方へ。悪い意味で。)